静かな住宅街の片隅に位置し、周囲とは雰囲気の異なるソリッドデザインな住まい。大きな中庭をぐるっと囲うように生活空間が配置され、中庭から差し込む柔らかい光が家じゅうを明るく照らしています。高低差のある地形と広々とした敷地を生かした設計で、お家の中を移動するたびに空間レベルの変化も楽しめます。取り入れる素材も本物にこだわった、ラグジュアリーな雰囲気が漂うハイクオリティなお家です。
銀黒のガルバリウム鋼板仕上げの外壁が印象的な外観。
屋根の水平のラインが際立ちますが、傾斜している敷地であることがわかります。
プライバシーを守りながら開放感を演出するハイサイドライト。
室内に大きな空と遠景の山並みを取り込みます。
設計のポイントでもある大きな中庭。軒がフレームとなり空を美しく切り取ります。
庭を囲むように窓が設けられているので、室内にたっぷり光が届き、風も心地よく抜けていきます。
ハイサイドライトから明るい光が降り注ぐダイニング。
こだわりのインテリアに囲まれながら、心地よく過ごすことができています。
ビルドインの車庫には窓が設けられ、寝室やホールから愛車のポルシェを眺めることができます。
「仕事のモチベーションも高まります」とお施主様。
個室の天井まで届くスタイリッシュなハイドアには、空間がすっきりと見える効果があります。
緩やかにスキップするフロアは土地の高低差に合わせて。蹴上げが低いためスロープに近い感覚で移動もラクラク。
天井高は変わらないので、移動するにしたがって空間が変化していく仕掛けになっています。
中庭を挟んでパブリックゾーンとプライベートゾーンに分けられた室内。
プライベートゾーンにある家族用の広い洗面室と、パブリックゾーンの来客用トイレは、間接照明と壁の仕上げでホテルのバスルームのような空間になりました。
ダイニングのFIX窓からも庭の緑を感じることができます。
オープンタイプのペニンシュラ型キッチンはステンレス製を、壁はヘリンボーン柄のタイルをセレクトしました。
天井が高いのでスケール感のある開放的なリビングとなりました。
道路側は視線が気にならないようにワイドなハイサイドライトを巡らせ、中庭側には大開口を設けています。
ウチとソトが曖昧に繋がる、明るく居心地のいい空間です。
畳スペースには地窓や長い飾り棚を。
ほっと落ち着く空間です。
基本情報
家族構成
本人+ご家族
敷地面積
523.02㎡ (158.21坪)
延床面積
272.23㎡ (82.34坪)
0.6W/㎡・K
0.4㎠/㎡
この家を設計した建築家
この家を建てた工務店
WITH DESIGN
熊本県荒尾市本井手