広島県の注文住宅

・2020年［令和2年］
　　49万4477円/坪　（前年比　+1.98％）
・2021年［令和3年］
　　49万0162円/坪　（前年比　-0.49％）
・2022年［令和4年］
　　49万9869円/坪　（前年比　+0.43％）
・2023年［令和5年］
　　51万6532円/坪　（前年比　+0.90％）
・2024年［令和6年］
　　53万5394円/坪　（前年比　+1.37％）

※相場更新日　2024/10/29

2022年(令和 4年)に広島県に建った新築戸建ての相場価格は2,405万円でした。　
2023年(令和 5年)に広島県に建った新築戸建ての相場価格は2,746万円でした。　
※建築費用は広さ、性能、設備等により大きく変動する可能性があります。
※相場更新日　2024/1/31

中国地方の中央部に位置する広島県は、県内の沿岸部と山間地域では気候が異なります。瀬戸内式気候に属する沿岸部は、比較的少雨で年間を通して晴天が多い地域です。北部の山間地域は降水量が多く、冬は寒冷で積雪も多く見られます。寒暖差が大きいため、注文住宅を建てる際は断熱性や気密性を高めるためのコストがかかりやすいといえるでしょう。また、南海トラフ地震の発生も懸念される地域であるため、耐震性能を高めるためのコストもかかりやすくなります。
そして、土地価格相場が分かる土地代データによると、2024年(令和6年)の広島県の基準地価は0.62％上昇しています。広島市や府中町、海田町は変動率が大きいので、土地価格が高額になる傾向があるでしょう。

2022年時点での広島県の人口は対前年で0.72%減少しています。広島県に住んでいる若者（15歳未満）の構成比は12.32%となっており、岡山県と比較して多いです。一方、65歳以上の人口構成比は29.93%となっており、岡山県と比較して少ない状況です。つまり比較的若者が多い街と言えます。また、日本人で広島県に新たに転入する人と転出する人では、転出する人の方が多くなっています。

• 2020年時点で、広島県の小学校は475校で、１校当たりの6～11歳人口は312人となっており、岡山県と比較して、人口あたりの学校の数は少なめです。また、小学校教員数は9,771名で、おおよそ1学校あたり教員数は21名です。
• 広島県の中学校は267校で、１校当たりの12～14歳人口は283人となっており、岡山県と比較して、人口あたりの学校の数は多めです。また、中学校教員数は5,513名で、おおよそ1学校あたり教員数は21名です。
• 広島県の高校は130校で、１校当たりの15～17歳人口は588人となっており、岡山県と比較して、人口あたりの学校の数は多めです。また、広島県の高等学校生徒数は69,260人となっており、広島県の15～17歳人口である76,384人の中の90.67%が高校に通っている計算になります。これは岡山県と比較して低めです。

・2018年度時点で、広島県の総住宅数は1,430,700戸です。なかでも居住世帯あり住宅が1,208,800戸、居住世帯なし住宅が221,900戸となっています。広島県の持ち家数は742,600戸あり、居住世帯あり住宅数の61.43％を占めています。
・2018年度時点で、広島県の一戸建て住宅は670,600戸です。そのうち木造の一戸建て住宅数が618,200戸、非木造の一戸建て住宅数が52,400戸あり、木造の住宅が多いと言えます。
・2022年度時点で、広島県の着工新設住宅戸数は18,713戸です。そのうち着工新設持ち家数は4,519戸となっています。このことから、新たに造られる住宅のおよそ24.15％が居住することを目的とした持ち家として、建築されている計算になります。