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40坪の床面積でどんな間取りの家が建てられる?間取りで気を付けたいポイントや実例も紹介

更新日 2025.03.19 / 公開日 2025.03.14
#一戸建て #注文住宅 #平屋 #新築 #2階建て #リビング #変形地 #マイホーム

どんな家が建てられるかは、土地の広さや延床面積などによって変わります。マイホームを検討されている方の中には、40坪台の広さで間取りを考えている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、40坪台でどんな間取りの家が建てられるのか実例をご紹介します。また、実例とともに、間取りを失敗しないためのポイントや家事をラクにする間取りなども解説します。注文住宅を検討されている方は、是非最後までご覧ください。

グレーと木目の外観の家
目次
広さの記載がある売地
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40坪を平方メートルに換算すると、約132平方メートルです。坪数から平方メートルの変換は、坪数÷0.3025で求められるため、1坪あたり1÷0.3025=約3.3平方メートル。40坪だと40÷0.3025=約132平方メートルという計算になります。2023年度の住宅金融支援機構「フラット35利用調査」によると、全国の注文住宅面積の平均値は、119.5平方メートルで約36坪のため40坪は、平均的な注文住宅と比べるとやや広めといえます。

参考元:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査
ここからは、R+houseネットワークの工務店が手がけた注文住宅の実例を3つご紹介します。
中央の黒階段がスタイリッシュなLDK
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LDKの中央にある黒いアイアンの階段が魅力の注文住宅です。白やウッドを基調としている住まいですが、スタイリッシュな階段が空間を引き締め、おしゃれでモダンな雰囲気につくられています。温かい光が差し込む大きな窓と外の緑で、開放感がある明るい家を実現。
2階のセカンドリビング
写真④2階のセカンドリビング.jpg 64.34 KB
また、2階スペースはセカンドリビングとして使用できますが、将来的には子供部屋としても活用できます。

>>施工事例:静岡県袋井市「広々LDKに階段の魅力を感じる家」
五角形に近い変形地の平屋
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場所によっては変形している土地もあるでしょう。こちらの事例は、五角形に近い変形地で道路の十字路に位置した平屋です。交通量が多いですが、道路側の窓を高い位置に設置することで、夜のヘッドライトも気になりません。
大きな窓があるリビング
写真⑥大きな窓があるリビング.jpg 121.86 KB
また、周囲からの目線に配慮した設計と、リビングにある大きな窓から差し込むほどよい自然光で居心地よく過ごせるでしょう。駐車スペースも十分確保されており、変形地ということが気にならない間取りとなっています。

>>施工事例:熊本県荒尾市「庭と家が繋がる、こだわりの平屋」
開放的なアウトドアリビングのある家
写真⑦開放的なアウトドアリビングのある家.jpg 63.12 KB
屋外と屋内との境目が曖昧で心地よい住まいです。開放的なアウトドアリビングからは、自然光が入り室内全体が明るい空間となっています。
開放的なアウトドアリビング
写真⑧開放的なアウトドアリビング.jpg 140.44 KB
また、圧迫感を感じにくく、家族とのコミュニケーションも図りやすいのもポイントです。風通しがよい間取りは、家族との絆も深まります。明るい光が入り込む、開放感あふれる事例です。

>>参考コラム:おしゃれなデザインの注文住宅15選!センスのいい家をつくるポイントは?
ポイントを指す子供の手
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マイホーム完成後に、「こうしておけばよかった…」などの後悔は避けたいものです。間取りをしっかりプランニングできるように、失敗しないためのポイントについて解説します。
間取りは土地の広さや位置、延べ床面積などによって左右されます。たとえば、南向きで日中でも日当たりがよい住まいを理想としていても、車の交通量が多かったり、人の通行量が多かったりするとカーテンや窓を開けることがはばかられます。そのため、土地に対して隣接している道路や近隣住宅の位置関係、風通しなどさまざまな面から土地選びを検討することが重要です。また、土地の坪単価が高いと広い土地が購入出来ずに希望する広さの床面積を確保できない可能性もあります。土地購入の予算と、自分たちが希望とする住まいと照らし合わせながらバランスよく計画を立てていきましょう。

>>参考コラム:注文住宅を建てたい!土地探しに大切な3つのポイントや注意点を解説
住宅のインスタグラムやサイトを見たり、ハウスメーカーや工務店の見学会に参加したりすると、今どきでおしゃれな間取りがたくさあります。自分の住まいにもトレンドの間取りを取り入れたくなるでしょう。しかし、理想の間取りをすべて叶えるとなると、予想外の費用が発生する可能性もあります。予算オーバーを防ぐためには、家族の生活スタイルにあった間取りにすることがポイントです。おすすめの方法は、家族一人ひとりの1日スケジュールを書き出してみること。その後、住まいづくりに関して家族と話し合ってみてください。取り入れたい間取りやこだわらなくてもいい間取り、実現できたら素敵だなという間取りなどイメージがつきやすくなります。優先したいことを明確にすることで、「トレンドを意識しすぎて予算をオーバーしてしまった…」「使っていない部屋がある…」などの後悔を避けられ、家族の暮らしや希望に合う家づくりが叶えられます。

>>参考コラム:注文住宅のこだわりを予算内で叶えるには?優先順位や失敗事例をご紹介
家の間取りを決めるうえで欠かせないのが、住宅会社や建築士との打ち合わせです。理想の間取りと実現できる間取りは異なる可能性がありますが、諦めてしまう前に、家づくりのプロに相談しましょう。自分たちでは考えつかなかった代替案や、より良い提案を提示してくれるかもしれません。プロの意見をしっかり聞き、間取りをはじめ設備のグレード、照明など細かいとろこまですり合わせし失敗を回避しましょう。悩む時間を減らすことができ、よりよい家づくりへの近道となります。
図面の上で話し合う人
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住まいの快適性を向上させるためには、家事をラクにするための間取りは欠かせません。マイホーム計画時に家事の移動距離などをあらかじめ考慮しておけば、実際に暮らす際に不便さを感じることが少なくなるでしょう。ここでは、家事をラクにする間取りの工夫やポイントを解説します。
家事をラクにするのに大切なのが「動線」です。とくに重要なのが「家事動線」と「生活動線」の配置。家事動線とは料理や洗濯、掃除などといった家事を行うための経路をいい、生活動線は住んでいる人がリビングやトイレ、室内移動をする経路のことをいいます。家事動線と生活動線が交わらないよう意識した間取りにすれば、「洗濯を回す場所と干す場所が離れてしまった…」「食材のまとめ買いをすると、玄関からキッチンが遠いと不便…」などのストレスが軽減されるでしょう。スムーズに移動できれば身体への負担も減り、生活の効率が上がることが望めます。
一般的な家庭なら、ほぼ毎日行う家事に料理が挙げられます。流しやコンロ、食器類の収納などがスムーズにできる間取りにすれば、食事を作ったり洗い物をしたりする作業を円滑にできます。また、料理完成後に配膳する場所までの動線を短くするのもおすすめ。しかし、短くしすぎると返って窮屈に見える場合があります。キッチン内の動線も考慮しつつ、ある程度の余裕も見込んだ間取りにするように検討しましょう。

>>参考コラム:注文住宅ならこだわりのキッチンにしたい!失敗しない選び方やアイデア実例をご紹介
洗面所やお風呂、洗濯場といった水周りの設備は、できるだけ近い位置に配置することがおすすめです。移動効率がよくなり、家事ラクが叶えられるでしょう。また、水回りをまとめておけば、排水構造が複雑になりにくく建築時やメンテナンス時に費用も抑えられることも利点のひとつです。洗面所と脱衣所が一体化した一般的な間取りの場合はスペースを有効活用でき、洗面所が独立している場合は、脱衣所に家族がいても洗面所を同時に利用できます。スペースを優先するのか、同時利用を可能にするのかはご家庭のライフスタイルに合わせましょう。
「回遊性」とは、部屋同士が繋がっており家中をスムーズに移動できる間取りのことをいいます。回遊性を配慮しておかなければ、家族が同じ場所に集中してしまい朝の忙しい時間に込み合うなどの可能性がでてくるでしょう。混雑を回避するなら、洗面所の出入り口を2カ所設置する、一周できるアイランドキッチンを検討するなど回遊性を意識したレイアウトにすれば、ストレスフリーな間取りが叶います。
お子様がいる場合、おもちゃや学校のプリント類などの収納に困りがち。子供の活動スペースや子供部屋にボックスを置き、収納できる工夫さえしておけばお子様ひとりでも整理整頓ができるきっかけになるでしょう。こうすることで、家族の中で母親一人だけが整理しているという状況を避けられ、家事ラクにも繋がります。子供部屋を検討するか迷う場合は、寝室などの共有スペースとはほかに、のちに別の活用方法もできるようなつくりにすると使い勝手がよくなります。子供部屋として使わない場合は、ひとり時間が確保できるプライベート部屋として活用できるでしょう。

>>参考コラム:子育てしやすい注文住宅とは?家づくりのポイントや間取りの実例を解説
家事をラクにするなら、収納スペースを確保することが大切。収納スペースについて検討する際は、収納頻度やあまり使わないものを見極め、それぞれに合った収納スペースを用意しましょう。たとえば、来客が訪れる玄関はなるべくすっきりと見せたいもの。靴や傘、趣味の自転車などを収納したいなら土間収納がおすすめです。一方、使用頻度の低いものの収納には、屋根裏スペースを確保したり、納戸を作ったりするのもいいでしょう。収納は部屋の役割や使う頻度によって変わります。家事ラクを叶えるためにも、せっかく収納スペースを作ったのに「不便で使っていない…」、「収納スペースを確保しすぎて、部屋がコンパクトになった…」ということがないように配慮しましょう。
家と設計図、構造設計
写真⑩家と設計図、構造設計 .jpg 86.43 KB
今回は、40坪台で叶えられる注文住宅の間取りや検討する際に気を付けたいポイントなどをご紹介しました。間取りづくりで大切なのは、家族構成の変化やライフスタイルの変化に合わせて間取りに余白を残しておくこと。現状の生活だけに目を向けず、老後の過ごし方も踏まえて設計すれば将来にかけて柔軟な暮らしができる住まいが実現できるでしょう。
R+houseネットワークの工務店では、坪ごとやテイスト、ライフスタイル別にも実例を掲載しておりますので是非参考にしてください。これから長く暮らしていくこととなる家づくりに、R+houseネットワークの工務店が少しでも携われることができたら幸いです。家づくりのことならR+houseネットワークの工務店にお任せください。

>>土地を活かした理想のマイホームが建てられる!建築家と建てる注文住宅「R+house」についてはこちら
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