注文住宅の洗面台は既製品と造作洗面台の2種類!
写真②親子で仲良く手を洗うイラスト.jpg 57.23 KB注文住宅において洗面台には、既製品か造作洗面台の2種類の選択肢があります。ひとつずつ解説します。
既製品の洗面台ってどんなもの?
既製品の洗面台は、住宅設備メーカーが提供する既製の洗面台のことです。大きさや形、材質や仕様などは決められており、大量生産された製品のため、使い勝手の良さは信頼性が高く、価格が抑えられるといった特徴があります。
造作洗面台ってどんなもの?
造作洗面台は、お施主様のライフスタイルや家族構成、希望や好みに合わせてオリジナルで作り上げる洗面台のこと。洗面ボウル、水栓、鏡、キャビネットといったパーツにこだわりを盛り込むことができます。とくに、自由設計の注文住宅では、暮らし方やインテリアに合わせた造作洗面台も人気です。
おしゃれな洗面台の事例15選!
R+houseではインテリアに合わせたおしゃれな洗面台をつくれます。ここからはR+houseがこれまでに手掛けた、おしゃれな洗面台の事例を紹介しましょう。是非家づくりの参考にしてみてください。
コンパクトなセカンド洗面台
写真③シンプルでスタイリッシュな洗面台.jpg 24.04 KBこちらはキッチンとリビングの間にある小さなスペースに設置された、コンパクトなセカンド洗面台。
帰宅後など手洗いしたいときすぐに手洗いができるよう、メインの洗面台とは別にこのような洗面台を設ける家庭も増えています。シンプルでインダストリアルなデザインがインテリアのアクセントに。また、小ぶりながらタオルハンガー付きで便利な仕様です。円形の鏡は、お出かけ前の身だしなみチェックにも活用できます。
>>施工事例:石川県金沢市「非日常を感じられる 美術館のようにおしゃれな家」
洗面ボウルもカウンターも横長の洗面台
写真④デコリエ仕上げの横長洗面台.jpg 97.59 KBこちらの洗面台は、アイロンがけや洗濯物をたたむ際に利用できる、デコリエ仕上げの横長カウンターが魅力です。洗面所とランドリールームを兼ねており、洗濯物を干すためのアイアンハンガーも設置されています。カウンター下はスツールやカゴなどを置いて収納スペースとしても活用可能です。おしゃれさと利便性を兼ね備えた洗面台と言えるでしょう。
>>施工事例:長野県東御市「ウチとソトが繋がる、大開口LDKの家」
シンプルでスタイリッシュな2人用洗面台
写真⑤大きめのミラーと2台の洗面ボウルのある広々とした洗面ルーム.jpg 94.39 KBシンプルでスタイリッシュな広々とした洗面ルームには、大きめのミラーと2台の洗面ボウルを設置。
家族2人同時に身支度できるため、朝の忙しい時間帯にも慌てずに済みます。生活感を出さないコツは、洗面用品などのグッズをしまえる場所を別につくることです。また洗面所に使用する色をモノトーンに絞ることで統一感のある空間に。
>>施工事例:愛知県蒲郡市「囲まれた中庭のある平屋」
家族用ロッカーの横に設置した手洗い洗面台
写真⑥ロッカールームにある小さな洗面台.jpg 171.42 KBこちらの住宅は家族が帰宅後、荷物や上着を置けるロッカーを設け、ロッカー内に、小さな洗面台を設置しました。帰宅後の手洗いや朝のみだしなみチェックもここで済ませることができ、便利です。水栓やアクセントクロスにはレトロであたたかみのあるものを選び、個性のある楽しい雰囲気に仕上げています。
>>施工事例:石川県金沢市「リビングから繋がるインナーバルコニーのある家」
ブラックのシンクを採用したスマートな洗面台
写真⑦ブラックのシンクを採用したスマートな洗面台.jpg 44.09 KBこちらはキッチン、トイレ以外の水回りを2階に配置した住宅。階段を上がった廊下に身支度やメイクもできるスマートな洗面台を配置しました。
水栓、シンク、カウンターにブラックを採用し、すっきりとシックな印象に。シンプルな壁掛けスポットライトやカウンター横には棚も設置し、こだわりのインテリアを実現しています。
>>施工事例:大分県大分市「大好きなクルマと共に暮らす家」
ドレッサーとしても使える洗面台
写真⑧ナチュラルな木仕上げの洗面台.jpg 51.71 KBこちらは自然光が差し込む窓の下に配置された、ナチュラルな木仕上げのカウンターのある洗面台です。カウンターを広めにとり、ドレッサーとしても利用可能。スツールに座って、ゆっくりとメイクができます。この住宅のように、脱衣所とは別に洗面台を設けると、家族の入浴中も気兼ねせず使えるメリットがあります。
>>施工事例:千葉県千葉市「繋がる土間の家」
動線のいい廊下に設置された洗面台
写真⑨廊下に設置されたスタイリッシュな洗面台.jpg 52.24 KBこちらは中庭のある住宅の実例で、洗面台は洗面所ではなく、ファミリークローゼットとLDKからお風呂へ行く動線上の廊下に設置されています。生活動線が考慮されているため、手洗いや身支度がスムーズにでき、家族の使い勝手が良い仕様です。中庭の自然光を感じながら、気持ちよく身支度ができる洗面台と言えるでしょう。
>>施工事例:千葉県千葉市「中庭と共に暮らす家」
ホテルライクな洗面台
写真⑩ホワイトを基調とした高級感が漂う洗面台.jpg 36.8 KBこちらはホワイトを基調とした、高級感が漂うデコラティブでホテルライクな洗面台。
ドアや建具に合わせた統一感のあるデザインに仕上げ、洗面ボウルは海外ブランドのものをチョイスし、造作洗面台ならではのこだわりの空間を実現しています。おしゃれなだけでなく、洗面台には引き出しや開き戸を配置し、収納力も充分です。
>>施工事例:東京都「妥協しない先にある こだわり抜かれた空間美」
カゴがぴったりフィットするくつろぎの洗面台
写真⑪ウッド素材でナチュラルな雰囲気の洗面台.jpg 62.55 KBこちらは、ウッド素材でナチュラルな雰囲気の洗面台。アクセントクロスや照明には、個性のあるものを選びました
。既製品のカゴがぴったりとフィットするよう計算されており、シンク下の奥行きをうまく活用しています。広めのカウンターにスツールを置くことで、まるで個室のようにくつろぎながら身支度ができるスペースを実現しました。
>>施工事例:埼玉県入間市「アウトドアリビングを囲む家」
壁紙と照明にこだわった洗面台
写真⑫統一感があるセンスの良い洗面台.jpg 43.92 KBこちらは店舗兼住宅の、手洗いに特化した洗面台です。家族と来客のどちらも利用する場所に設置されています。
レトロな印象のペンダントライトと木製フレームのミラー、アクセントクロスが、統一感がありながらセンスの良い洗面台に見せてくれます。このように洗面台をおしゃれに見せるため、クロスや照明、ミラーにこだわるのもおすすめです。
>>施工事例:熊本県上益城郡「店舗併用を叶えた 拡がりのある家」
窓からの景色が楽しめる洗面台
写真⑬自然光が差し込む使い勝手も考えられた洗面台.jpg 40.32 KB大きな鏡を配置したこちらの洗面台。
シンクのすぐ横に縦長の窓を配置することで、自然光が差し込み、外の景色を眺められるよう工夫されています。カウンターは家族で使うのに十分な大きさを確保し、すっきりとしたデザインながら、使い勝手も考えられた洗面台です。
>>施工事例:埼玉県川越市「ウッドデッキで家族が集う L字型の平屋」
家族で使えるシックな洗面台
写真⑭大きなミラーと大容量の引き出しを配したシックな洗面台.jpg 47.75 KBこちらは大きなミラー、カウンターに大容量の引き出しを配した、シックな洗面台。
電源用コンセントをシンク側とカウンター側に各2個ずつ合計4個が配置され、ドライヤーやヘアアイロン、シェーバーの充電などを同時に使えるところがポイントです。家族それぞれが身支度に電化製品を使用する場合は、このように洗面台に配置するコンセントの数をしっかり確保しておきましょう。
>>施工事例:岐阜県岐阜市「大きな間のある平屋」
リビング裏に配置した洗面台
写真⑮リビング裏に配置した洗面台.jpg 65.17 KBこちらはリビングからすぐに来られる位置に配置された洗面台。リビングと洗面所との間にドアがないため、大きな掃き出し窓からの自然光を受けながら、さっと身支度ができます。電源スイッチや照明にこだわり、モダンでスタイリッシュな雰囲気を感じられる空間です。
>>施工事例:徳島県板野郡「敷地を活かした いくつもの面をもつ家」
機能性に優れた既製品の洗面台
洗面台を便利に使うためのコツとは
写真⑰びっくりマークの積み木(注意点・ポイントのイメージ).jpg 73.72 KBここでは洗面台の機能性やメリットを引き出すためのコツを解説しましょう。
洗面台の収納力を高める工夫
洗面台を設置する場所に応じて、何を収納すべきかを考えてみましょう。洗面台は手洗いソープやタオル、洗顔用品やくしなど、身支度に関する用品、洗濯やお風呂で使うもののストックなど、さまざまなものを収納する場所でもあります。洗面台収納は開き戸タイプと比べ、引き出しの方が収納できるものが多くなります。また、空きスペースにラックを設置したり、よく使うものはオープン収納にしたりするのもおすすめです。
日々の手入れや掃除のコツ
洗面台の汚れは水垢や石鹸カスが原因です。使用後は飛び散った水滴を拭き取ることで、水垢やくもりが発生しづらく、キレイな状態をキープできるでしょう。洗面ボウルや排水口に汚れが溜まりにくい素材のものを選んだり、お手入れがカンタンなことを売りにしている既製品を選んだりすることもおすすめです。また洗面台が床面に設置しない構造のフロート洗面台にすれば、洗面台下を掃除しやすくなります。ロボット掃除機を使用する場合は、約15㎝の高さを確保して洗面台を浮かせるような仕様にするといいでしょう。
家族の使い勝手を考えた設計
洗面台は家族全員で使用するもの。そのため、使う人の高さに合った洗面台を導入しましょう。洗面台が高すぎれば、洗顔の際に水が腕を伝ってヒジが濡れてしまいます。洗面台が低すぎると、腰をかがめて使用することになり、腰痛の原因になりかねません。一般的に公共交通機関などで使用されている洗面台は、75~80cmほどの高さです。これを目安として、家族が使いやすい、最適な高さを考えてみましょう。身長の低い子どもがいる場合は、踏み台を活用するなどして調整するのもおすすめです。
洗面台の設置場所と配置のポイント
写真⑱ポイントを指す子供の手.jpg 19.86 KBここからは洗面台の設置場所や配置のポイントについて解説します。
動線を考慮した洗面所の配置
洗面所は生活動線を意識して、どこに配置するかしっかりと計画しておきましょう。帰宅後の動線を考え、玄関からLDKまでの動線に洗面台があれば手洗いがスムーズに行え、外出時も身支度がしやすくなります。
脱衣所との連携を重視する
洗面所と脱衣所の位置関係は、よく考えておきましょう。洗面台と脱衣所を分け、家族の入浴時も洗面台を使いやすいよう工夫する家庭も多いようです。また、洗面脱衣所と室内干しスペース、ファミリークローゼットを近くに配置して、効率よく洗濯や収納ができる間取りが増えています。脱衣所と洗面所の連携をどのようにするかは、家族の暮らし方を思い浮かべながら、しっかりと計画してみてください。
おしゃれな壁紙や照明の活用
洗面所をおしゃれに演出するには、照明や壁紙にこだわった空間づくりをしてみてはいかがでしょうか。一般的に洗面所はシンプルなダウンライトで空間全体を照らしますが、デザイン性のあるブラケットライトやペンダントライトを選ぶと、アクセントになります。また、インテリアのテイストに合わせた壁紙を選んだり、アクセントウォールとして1箇所に主張ある柄を選んだりするのもおすすめです。壁紙は防水仕様のものなど種類もさまざま。インテリアや使い勝手に合わせて、比較検討してみましょう。
>>参考コラム:建築家と注文住宅を建てる魅力とは? 3つのメリットと建築家住宅の実例
おしゃれな洗面台のある家づくりはR+houseネットワークの工務店へ