一人一人が個室にこもらず、皆がリビングで過ごすというお施主様家族。建築家は個々が自由に過ごせる、そして飽きの来ない空間にするために、リビングをダウンフロアにして気分を変えられるようにしたり、勉強コーナーを設けたり。間仕切りは減らしながら階段の配置を工夫することで、空間が緩やかに仕切られています。家族が同じ空間で、それぞれが好きなことをしながら心地よく過ごせる住まいです。
シンプルな箱型の家。
ひとつながりのように見える2階の窓がアクセントとなっています。
勉強コーナーの後ろには勉強道具や学校の道具などの収納を配置。
お子様が多いので収納を多めに確保し、リビングをすっきりと。
個室にこもらずリビングで過ごす家族のため、リビングをダウンフロアにすることで日常にリズムが生まれ、気分転換ができるようになりました。
キッチンからは、リビングやお子様たちの勉強の様子を見渡すことができるようになっています。
水回りを1か所にまとめることで家事動線が楽になりました。
棚を設けて洗濯・畳むの一連の流れをスムーズに。
仕切りを極力なくして吹き抜けを設けることで、家の中で温度差ができないように配慮しました。
スケルトンの階段は、リビングと勉強コーナーの空間を緩やかに仕切る役目も。
基本情報
家族構成
夫妻+お子様3人
敷地面積
197.26㎡ (59.67坪)
延床面積
114㎡ (34.48坪)
0.46W/㎡・K
0.22㎠/㎡
この家を設計した建築家
この家を建てた工務店
VITA ARCHITECTURE
奈良県生駒市元町