自然と都会が調和する静岡県
写真②環境と街づくり.jpg 85.34 KB首都圏からも中京圏からも近い静岡県。伊豆地域は首都圏からアクセスが良く、温泉資源が豊富で観光地としても人気があります。富士山がほど近い東部地域は、首都圏へ通勤する方にも暮らしやすい地域です。静岡市や牧之原市が位置する中部地域は、海と山、川が調和したエリアで、サーフィンやハイキングなどが楽しめます。中京圏へのアクセスが良い西部地域は、田園地帯が広がり史跡や寺院が点在するのどかなエリアです。
いずれの地域も、山にも海にも近く自然と都会が調和し暮らしやすい環境が整っています。
静岡県エリアの土地付き注文住宅の建築相場や坪単価
写真③売地の査定イメージ-min.jpg 53.11 KB続いて、静岡県エリアの土地取得・住宅建築における価格相場や坪単価を紹介します。参考にしたデータは、住宅金融支援機構が土地付き注文住宅を購入した方を対象に実施した「フラット35利用者調査 2024年度集計表」の調査結果です。
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静岡県の平均 |
全国平均 |
延床面積 |
111.6㎡(約33.8坪) |
111.1㎡(約33.6坪) |
敷地面積 |
282.8㎡(約85.5坪) |
251.2㎡(約76.0坪) |
建築費 |
約3,715万円 |
約3,512万円 |
土地取得費 |
約1,205万円 |
約1,495万円 |
坪単価 |
約110.0万円 |
約104.5万円 |
静岡県の建築費と土地取得費の合計は約4,920万円で、建物の坪単価は110万円ほどです。住宅の延床面積は全国平均と比較するとほぼ同程度ですが、建築費は約200万円高い結果となりました。それに伴い、坪単価も全国平均より5万円程度高くなっています。また、敷地面積は全国平均を上回る一方、土地取得費は全国平均と比べて抑えられています。
この結果から、静岡県は土地価格が全国平均より安く、広い敷地が取得しやすい傾向だといえるでしょう。土地取得費が抑えられる分、住宅にコストがかけられることも特徴です。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2024年度集計表>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!
諸費用について
家づくりには、土地取得費用・住宅の建築費用だけではなく、諸費用もかかります。注文住宅の場合、諸費用は建設費用と土地取得費用の合計額に対して約10~12%かかるといわれています。
静岡県では、諸費用として500~600万円程度確保しておく必要があるでしょう。ここからは、諸費用の代表的な例をご紹介します
土地購入・注文住宅建築時 |
仲介手数料 登記費用 印紙税 |
住宅ローン契約時 |
保証料 印紙税 手数料 火災保険料(地震保険料) |
これらに加え、土地によっては、地盤改良費用やライフラインの引き込み工事費用、既存の建物の解体費用が入ることもあるでしょう。他にも、見落としがちな諸費用として挙げられるのが、引っ越し・家具家電の購入費用です。住宅への入居後には、固定資産税・都市計画税やメンテナンス費用の支払いも発生します。後悔しないよう、余裕を持った資金計画を行いましょう。
>>参考コラム:住宅ローンにかかる諸費用はいくらくらい?種類や節約方法も解説
静岡県エリアの平均年収と理想の住宅コスト
写真④住宅ローンと書かれたブロックと家-min.jpg 68.47 KB注文住宅を建てる際は、住宅ローンを組む方が多いでしょう。無理のない返済が可能な住宅ローンを組むには、自分の年収に対する建築費用をしっかりと検討することが大切です。ここでは、静岡県エリアの平均年収と、年収から考える理想の住宅コストを紹介します。
静岡県エリアの世帯収入
先ほどと同様に、住宅金融支援機構の2024年度フラット35利用者調査データを参照したところ、静岡県の平均年収は約782万円でした。全国平均の約729万円に比べ、50万円以上高い結果となります。静岡県の世帯収入の割合は、400~500万円世帯が最も多く、約21.4%でした。次に多い600~700万円世帯が約17.6%、そして500~600万円世帯が17.0%と続きます。
静岡県エリアの世帯収入に対する建築相場は?
マイホームの購入費用は、年収に対して5~7倍であれば、無理せず返済できるといわれています。例えば、年収が400万円の場合は目安が2,000~2,800万円、500万円の場合は2,500~3,500万円になるのです。
静岡県の平均年収、約782万円を当てはめてみると、3,910~5,474万円が理想のマイホーム購入費ということになります。ちなみに、2024年の実際の年収倍率(年収に対する土地と建物の購入価格)は、静岡県では平均7.1倍でした。全国平均の7.5倍より少々低いため、より無理のない家づくりを考えているといえるでしょう。理想的な年収倍率よりも少し高い値となっている要因は、人件費や原材料費の高騰に対し、収入の上昇が十分に伴っていないことが考えられます。また、長期にわたる金融緩和対策により、住宅ローンの金利が低い状態が続いており、資金を借入しやすいことも影響しているでしょう。しかし、日本銀行は2024年3月にマイナス金利政策の終了の発表し、その後追加利上げを実施しています。依然として低金利が続いているものの、フラット35をはじめとした各住宅ローンの金利は上昇傾向です。
住宅ローンの借入価格は、大きくなればなるほど返済が難しくなります。そのため、借入時の年齢や収入が得られる期間、今後のライフプランなどを含め、毎月の返済額をシミュレーションして借入金額を考えましょう。自己資金をどれくらい投入できるかという点も重要なポイントです。
参考元:フラット35|【フラット35】借入金利の推移
住宅ローンの返済額をシミュレーションしてみよう
静岡県エリアの家づくりにおけるポイント
写真⑥ポイントを説明するスーツの男性.jpg 74.67 KB住宅づくりでは、資金計画をしっかり立てることが大切です。無理のない返済計画を立てるために、費用を抑えることも必要ですが、快適に生活できる家づくりをするためには、費用を削り過ぎてしまわないように気をつけたいポイントもあります。
高い断熱性・気密性
高い耐震性
静岡県エリアで家づくりをするならR+houseネットワークの工務店へ相談を!
写真⑦広島県_グリーンと木目の家 (1).jpg 170.98 KB静岡県エリアでは、住宅建築費用は全国平均より高い傾向がある一方、土地取得費用が抑えられることが特徴です。費用をかけるべきポイントは地域によりさまざまですが、静岡県では断熱性や耐震性が欠かせません。注文住宅づくりにおいて、資金計画は建物そのものの快適性やデザイン性とともに重要です。
R+houseネットワークの工務店では、お客様のライフスタイルに合わせ、これから必要な教育資金や生活費、年金のことも踏まえて資金計画を立てるお手伝いも行います。長い目で見て快適に暮らせる家づくりのサポートをしますので、静岡エリアでの家づくりはR+houseネットワークの工務店へご相談ください。
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