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熊本県での注文住宅の維持費はどれくらい?光熱費や税金などを徹底解説

更新日 2025.01.08 / 公開日 2025.01.08
#新築 #高断熱 #注文住宅 #高気密 #コスト #一戸建て #太陽光発電 #マイホーム

注文住宅は購入したら終わりではなく、維持費やメンテナンス費用がかかります。家の購入費や土地代についてはなんとなく把握している方も多いですが、いわゆる「ランニングコスト」について詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。そこでこの記事では、熊本県で注文住宅を検討している方に向けて、住宅の維持費や税金、光熱費などを解説していきます。熊本県で注文住宅を検討している方は是非参考にしてください。

階段下に長いカウンターがあるリビングダイニング
目次

家とお金
写真②家とお金.jpg 70.75 KB

光熱費は住む土地の気候に左右されやすい傾向にあります。例えば寒い地方では暖房を長い期間使うことで電気代やガス代が高くなりやすいでしょう。一方暑い地方では冷房を低い温度に設定して長時間使ったり、多くの水を使ったりすることで電気代や水道代が高くなりやすいとされています。このように一戸建ての光熱費は住む地域によって大きく変わるため、まずは熊本県の特徴について見ていきましょう。
熊本県は約170万人(2024年時点)が暮らす、九州地方のほぼ中央に位置する地域。県内には1,000ヵ所以上の湧水ポイントがあり、カルデラを誇る阿蘇や九重連山など豊富な自然に恵まれています。気象庁が発表している1991〜2020年の熊本市における年間平均気温は17.2度。年間降水量は2,007.0mmで、年間日照時間は1,996.1時間です。熊本地方気象台では、熊本地方、阿蘇地方、天草・芦北地方、球磨地方の4つの地方に分けて天気予報を発表するほど、熊本県は地域によって気象の特徴に違いがあります。熊本県で暮らすなら、住む地方の特徴を理解して家を建てる必要があるといえるでしょう。それぞれの地域の特徴を以下にまとめました。

【熊本地方】

主に平野部からなる西部は、年間を通して気温差が大きい地域。丘陵地や山地が多い東部は、冬の寒さが厳しく、山地を中心に積雪があります。

【阿蘇地方】

山々が連なり、標高400〜1,000m以上の阿蘇地域は、夏は比較的涼しく、冬は厳しい寒さとなります。

【天草・芦北地方】

有明海や八代海、東シナ海に面する天草・芦北地方は、温暖な気候が特徴。冬の冷え込みも比較的弱いとされています。

【球磨地方】

内陸的な気候の特徴を持つ球磨地方は、夏は暑く冬は冷え込む日が多いエリア。1,000mを超える山地では、冬に積雪を観測する日が多くあります。

参考元:熊本県|令和6年(2024年)熊本県の人口と世帯数
参考元:気象庁|過去の気象データ検索  熊本(熊本県)平年値(年・月ごとの値)

電気・ガス・水道の光熱費
写真③電気・ガス・水道の光熱費.jpg 54.23 KB

熊本県の2023年における、世帯平均の電気代、ガス代、他光熱費、上下水道代を以下の表にまとめました。
熊本県 全国平均
電気代 8,194円 10,222円
ガス代 4,373円 4,527円
他光熱費 297円 1,070円
上下水道代 3,864円 4,048円

以上の内容はあくまで平均であり、家庭やライフスタイルによって大きく異なるため、目安として参考にしてください。昨今では、世界情勢や燃料価格の上昇など様々な影響を受けて、光熱費は上昇傾向にあります。これらの傾向は今後も続くことが予想されているため、省エネ住宅の検討がますます重要になってくるでしょう。

R+houseでは、光熱費を抑えることができる高断熱・高気密住宅を提供しています。是非一度R+houseにご相談ください。

参考元:新電力ネット|熊本県の平均的な電気・ガス・他の光熱・水道料金
参考元:新電力ネット|電気・ガス・他の光熱・水道料金の平均目安

現金の上に置かれた電卓とタックスと書かれたブロック
写真④現金の上に置かれた電卓とタックスと書かれたブロック.jpg 79.44 KB

家を建てると固定資産税や、住む地域によっては都市計画税を払う義務が課せられます。以下でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

【固定資産税】

固定資産税とは、土地や家屋、田畑などの固定資産を有している方が毎年払う税のこと。一括または年4回に分けて払うことが可能です。土地と建物を含めた額が3,000万円程度の新築住宅の場合は、約10〜15万円が固定資産税として徴収されます。固定資産税は以下の式で算出できます。

課税標準額×税率1.4%

【都市計画税】

都市計画税とは、都市計画区域内に家屋や土地を有する方が、土地区画整理事業や都市計画事業を行う市町村に対して毎年払う税のこと。固定資産税と同様に、一括または年4回に分けて払うことが可能です。都市計画税は以下の式で算出できます。

固定資産税評価額×税率0.3%以下

税率は市町村によって異なるため、都市計画税を知りたい方は建築を検討している市町村の公式サイトなどを確認してみてください。

参考元:総務省|固定資産税
参考元:総務省|都市計画税

リフォームを考える夫婦と電卓
写真⑤リフォームを考える夫婦と電卓.jpg 91.75 KB

家で長く快適に暮らしていくには、定期的な点検を行い、適切な時期にメンテナンスをする必要があります。ここでは、建物を維持するための費用について見ていきましょう。
リフォーム・メンテナンスの内容と、時期、費用の目安を以下にまとめました。
                                   
内容時期費用
外壁塗装20年130万円
屋根塗装20年100万円
フローリング張り替え20年15~20万円(8畳)
給水管20年50万円
シロアリ防除15年20万円
水回り修繕(交換)10〜15年100〜150万円

※100㎡の家の場合

新築住宅でも10年を過ぎたあたりからメンテナンスが必要になることを頭に入れておきましょう。一般的には築30年で、500〜800万円ほどの維持費が必要になるとされています。将来を見据え、コツコツ貯金していくと良いでしょう。
家を購入・新築した場合に加入することが多い保険は火災保険と地震保険です。火災保険料は年間1〜2万円程度。補償内容や建物の構造などによって金額が変わります。地震保険料は年間4〜8万円程度。こちらも都道府県や建物の構造などによって金額が変わるため、目安として参考にしてください。
せっかく注文住宅を建てるなら、おしゃれなデザインや設備を採用したいと考える方も多いでしょう。しかし、デザインや設備を優先しすぎると、メンテナンスをしたいときに部品がなくて他の設備に丸ごと交換したり、メンテナンスの回数が増えたりなど、維持費が余計にかかる恐れがあります。維持費に配慮して家を建てるなら、ディテールや品質などにこだわり過ぎず、メンテナンスがしやすい家づくりを心がけると良いでしょう。

>>参考コラム:熊本県で建てる注文住宅の建築相場と坪単価まとめ!自分の年収でできる家づくり

コストダウン
写真⑥コストダウン.jpg 62.32 KB

ここでは、家づくりのタイミングでできる、維持費を抑えるための対策を紹介していきます。
断熱性・気密性の高い住宅は、維持費を抑えやすい傾向にあります。断熱性・気密性の高い住宅は、室温が一定に保たれやすくなり、冷暖房の使用頻度を減らすことができ、結果として光熱費を抑えることができるためです。

>>参考コラム:快適な注文住宅は断熱(基礎断熱)がカギ!性能を高める方法を解説
耐久性に優れた素材を採用することも、維持費を抑えるために効果的。耐久性に優れた素材は値が張りやすいですが、頻繁にメンテナンスをする必要がなくなるため、長い目で見ればお得に済むケースもあるでしょう。
太陽光発電システムを導入することで電気代を削減できるため、維持費として挙げられる光熱費を抑えることに繋がります。設置費や本体代などの初期投資は必要ですが、電気代高騰の影響を受けることも少なく、長い目で見ればお得に電気を使えるでしょう。
家を建てた後はアフターメンテナンスを利用して、こまめに点検してもらうことが大切です。破損や劣化が少ないうちにメンテナンスすれば、費用が安く済む場合もあります。メンテナンスの内容は施工会社によって異なるため、家づくりの際は補償が手厚い工務店を選ぶがおすすめです。
ここでは、夏と冬の光熱費の違いについて見ていきましょう。新電力ネットが公表している2023年の世帯平均の光熱費を季節ごとにまとめました。
                                   
電気代ガス代他の光熱費上下水道代
14,006円6,817円1,194円5,069円
9,306円4,000円336円5,038円
10,439円3,065円775円5,089円
15,309円6,953円2,794円2,794円

電気代は、エアコンやストーブをよく使う冬が高くなりやすいとされています。また、夏に比べると日照時間が短く照明をつけている時間が長いことも、冬の電気代が高い理由の1つ。ガス代も同様、冬に高くなる傾向があります。給湯温度を高くしたり床暖房を使ったりすることが理由として考えられるでしょう。上下水道代は逆で、冬に安くなっています。これは、入浴やシャワー、洗濯の回数が他の季節よりも少ないからでしょう。

参考元:新電力ネット|電気・ガス・他の光熱・水道料金の平均目安

木目がおしゃれな平屋
写真⑦徳島県_木目がおしゃれな平屋.jpg 482.64 KB

家を購入・新築した際はローンだけでなく、水道光熱費やメンテナンス費、保険料など様々な維持費を払う必要があります。そのため、家づくりの際は無理のない資金計画を立てることが大切です。R+houseネットワークの工務店では、断熱性・気密性・耐震性に優れた高性能で省エネな住宅を提供しています。熊本県で維持費を抑えて家づくりをしたい方は是非一度R+houseネットワークの工務店にご相談ください。

>>熊本県で叶える高性能でおしゃれなマイホーム!R+houseについてはこちら
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