愛知県にある地方銀行・信用金庫の住宅ローン商品は?(2024年11月時点)
愛知県に本店・支店を持つ金融機関は非常にたくさんあります。ここでは愛知県に本店を置く金融機関の中から3つをピックアップしてご紹介します。
愛知銀行
愛知銀行は、愛知県名古屋市に本店を置く地方銀行の1つです。創業1910年の老舗銀行で、愛知県内だけで約100店舗。
住宅ローンは、同名商品であってもウェブ申し込みと店頭申し込みで金利が変わる点が大きな特徴です。来店しなくても商品理解が進むよう“ローンコンシェルジュ”という説明動画を配信しているため、多忙な方などは便利でしょう。
また、当初10年と11年目以降の2段階で金利を設定する段階金利型や、一般的に「フラット35」と呼ばれる「あいぎん機構買取住宅ローン」なども用意しています。住宅ローンとは別に、引っ越し費用や仲介手数料などに使える「住宅諸費用ローン」など、目的別のローンも複数あるため住宅ローンを検討する際は合わせてチェックしてみると良いでしょう。
以下に変動金利型と固定金利型の商品の一部をまとめました。
商品名 |
変動金利型 |
固定金利型10年 |
あいぎん住宅ローン(ウェブ申し込みプラン) |
年0.70% |
年1.20% |
あいぎん住宅ローン(店頭申し込みプラン) |
年1.00% |
年1.95% |
※2024年11月末時点での最低適用金利です。
参考元:愛知銀行|住宅ローン
名古屋銀行
名古屋銀行は、その名の通り愛知県名古屋市に本店を置いています。国内だけでなく海外にも支店を持つ銀行で、総店舗数は110を越えます。
住宅ローンは、ローンを組む際に払う保証料が不要な「スーパー住宅ローン」を扱っているのが特徴。他にも、「フラット35」などの取り扱いもあります。住宅ローンを利用する場合、お得な金利になる可能性のあるカードローンも案内しています。ここでは「スーパー住宅ローン」と保証料が必要な「住宅ローン」を合わせて見てみましょう。
商品名 |
変動金利型 |
固定金利型10年 |
スーパー住宅ローン(保証料不要タイプ) |
年0.875% |
年1.650% |
住宅ローン(保証会社利用タイプ) |
年0.900% |
年1.700% |
※2024年11月末時点での適用金利です。
参考元:名古屋銀行|住宅ローン
愛知信用金庫
愛知信用金庫も愛知県名古屋市に本店を構える金融機関で、名古屋市を中心に20店舗を持っています。
住宅ローンは商品数が多いのが特徴で、大きく分けて全国保証型・有担保型・無担保型などがあります。借入額が2,000万円以内であれば、豊富な商品を比較検討して選べるでしょう。いずれの商品も金利の優遇を受けるためには複数の条件がありますが、上手に使って金利を抑えられるよう工夫してみましょう。
商品名 |
変動金利型 |
固定金利型10年 |
あいしん住宅ローン(全国保証型) 住まいるいちばん ネクストV(ファイブ)・住まいるアシスト・住まいるいちばん セレクト |
年0.925% |
年1.500% |
あいしん住宅ローン(しんきん保証基金)有担保型 |
年0.925% |
年1.500% |
無担保住宅ローン |
年2.025% (融資期間10~15年以内) |
年2.180% (融資期間10~15年以内) |
※2024年11月末時点での最低優遇金利です。
参考元:愛知信用金庫|あいしん住宅ローンのご案内
返済額をシミュレーションしてみよう
ここでは、実際に住宅ローンを組む場合を想定してみましょう。各金融機関の住宅ローン商品や金利を見たうえでシミュレーションしてみると、返済額スケジュールもイメージしやすくなります。以下に、5,000万円を借入した想定で返済額シミュレーションをまとめました。
金利タイプ |
金利 |
返済額 |
変動金利型 |
年0.55% |
130,900円/月 (総返済額54,978,000円) |
固定金利型10年 |
年1.15% |
144,665円/月 (総返済額60,759,300円) |
※いずれも35年ローン、ボーナス月も毎月返済額と同額で計算しています。
※借入には、別途手数料や保証料などの諸費用がかかります。
※変動金利および固定金利型10年の場合、金利の変動に伴い返済額が変動する可能性があります。
住宅ローンの商品や金利は、金融機関によって異なっています。また、金利も日々変動するため、傾向を踏まえて検討していくことが大切です。
ご自身の世帯に合った住宅ローンや借入額は、自己判断で決めるのではなく、専門家のアドバイスを取り入れるのがおすすめ。愛知県にお住まいの方は、是非R+houseへご相談ください。ライフプランや家計状況に合った商品の選び方、資金計画などをご提案させていただきます。
住宅ローンを組む際の流れは?注意点もチェック
住宅ローンは、大変高額なローンです。多くの方にとって、人生の中で最も大きな借入額となるのではないでしょうか。ここからは、住宅ローンを組むまで流れやあらかじめ考えておきたい項目、注意点などをチェックしていきます。
住宅ローンを組むまでの流れ
住宅ローンの借入までの流れは、基本的に次の通りです。
1.仮審査(事前審査)の申し込み 2.仮審査結果の通知 3.本審査の申し込み 4.本審査結果の通知 5.住宅ローン契約・実行 |
所要期間としては、「1.仮審査の申し込み」から「2.仮審査結果の通知」までが約1週間。「3.本審査の申し込み」から「4.本審査結果の通知」までが10日から2週間ほどが目安です。
仮審査から住宅ローン契約までは、スムーズにいっても約1ヶ月はかかるため、住宅ローンの手続きは早めにスタートすることが大切です。仮審査や本審査に通過しなかった場合、別の金融機関で改めて住宅ローンの申し込みをする必要があります。金融機関の選定と合わせ、住宅ローンの審査の準備書類を集めておくと効率的に進められるでしょう。
>>参考コラム:注文住宅を検討中の方必見!住宅ローン情報まとめ|組む手順や注意点も解説
住宅ローンにはどの費用まで含められる?
頭金は用意する?しない?
マイホームを購入する際に、さまざまな場面で「頭金」という言葉に出くわすでしょう。頭金は必須と思う方もいるかもしれませんが、絶対ではありません。ただし、頭金を用意しておくと住宅ローンの借入額が抑えられるため、総支払額や利息分を減額できるなどのメリットがあります。
しかし、「利息分を浮かせたいから」といった理由で頭金の額を安易に増やすのは避けましょう。マイホーム購入時には、引っ越し費用、家具家電の新調費用など、住宅ローンには含まれない多くの費用が発生します。子どもがいる場合は将来に向けての教育資金、夫婦の老後資金などに使えるよう手元にお金を残しておくほうが良い場合もあります。
住宅ローンと一緒に考えたい「団信」
住宅ローンを検討していると、金融機関のウェブサイトや商品説明書で「団信」という言葉を見ることがあります。
これは「団体信用生命保険」の略称で、住宅ローンの契約者に万一のことがあった場合に備える保険です。契約者が死亡する、障害を負うなど、支払いができなくなってしまった際には住宅ローン残高がゼロに。生命保険会社がローン残高相当の保険金を金融機関に支払って、債務の返済を行います。
住宅ローンを組む際はここに注意!
住宅ローンを組む際には多くの注意点があります。主に次のポイントに留意して資金計画を進めましょう。
・複数の金融機関、プランを比較検討する ・審査スケジュールは日数に余裕を持って進める ・「借りられる額」ではなく「返せる額」でローンを組む ・ランニングコストや貯蓄も踏まえた資金計画を |
住宅ローンに関する資金計画には、多くの専門的知識が必要です。
ファイナンシャルプランナー、金融機関の相談窓口やハウスメーカーなどに相談するのも良いでしょう。R+houseでは、マイホームの計画と合わせてアドバイスをさせていただきます。
>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
愛知県で無理のない資金計画で注文住宅を建てるならR+houseネットワークの工務店へ!
愛知県には、今回ご紹介した金融機関以外にも数多くの銀行などがあります。住宅ローン商品もその分種類が多く、個人で比較検討していくには非常に時間と労力を要します。住宅ローンを考える際は是非専門家に相談して、効率的に世帯に合った商品を選び手続きを進めていきましょう。R+houseネットワークの工務店では住宅ローンはもちろん、資金計画についてもサポートさせていただきます。理想のマイホームやライフプランに沿ってより良い選択ができるよう、一緒に考えていきましょう。ご相談お待ちしております。
>>愛知県でコストパフォーマンスに優れた注文住宅が建てられる!R+houseネットワークのコストのしくみについてはこちら