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沖縄県の注文住宅の費用相場は?コストダウン方法と外せないポイントも解説

更新日 2024.08.23 / 公開日 2024.08.27
#注文住宅 #コスト #マイホーム #新築 #一戸建て

マイホームを建てるときは、その地域の建築費用相場を知っておくことが重要です。今回は、沖縄県における注文住宅の費用相場を紹介します。コストダウンの方法や沖縄県ならではのこだわるべきポイントも解説しますので、家づくりの参考にしてください。

植栽が美しい白い外壁の平屋
目次

住宅模型
写真②住宅模型-min.jpg 81.5 KB

注文住宅を建てる際は、建築費・土地取得費・諸費用が必要です。住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」をもとに、沖縄県で注文住宅を建てる際の費用相場をチェックしてみましょう。なお、データは2022年度のものを参考にしています。
沖縄県の土地付注文住宅における建築費・住宅面積を以下の表にまとめました。ここでの土地付注文住宅は、建築費と土地取得費の両方をフラット35で借り入れたものを指しています。
沖縄県の平均 全国の平均
建築費 約3,473万円 約3,195万円
住宅面積 34.9坪(115.4㎡) 33.72坪(111.5㎡)
坪単価 約99万円/坪 約95万円/坪
沖縄県における土地付注文住宅の建築費は、平均約3,473万円。全国平均と比べて、約278万円高くなっています。また、建築費・住宅面積から計算した坪単価は、約99万円/坪です。参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2022年度集計表」>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!
次に、土地取得費の相場です。沖縄県の土地付注文住宅における土地取得費・敷地面積は、以下の通りです。
沖縄県の平均 全国の平均
土地取得費 約1,641万円 約1,500万円
敷地面積 71.11坪(235.1㎡) 71.69坪(237.0㎡)


沖縄県における土地取得費は、平均約1,641万円です。敷地面積は全国平均とほぼ同じですが、土地取得費は141.3万円高いことがわかります。沖縄県で家づくりをする際は、建築費・土地取得費ともに全国平均と比べてやや高いことを念頭に置いておきましょう。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2022年度集計表」
住宅購入時の諸費用には、不動産取得税や登録免許税のほか、住宅ローンの手数料などが含まれます。注文住宅の諸費用の相場は、建築費・土地取得費合計の10~12%。沖縄県の住宅コストを考慮すると、諸費用は少なくとも510万円を見込んでおく必要があります。

>>参考コラム:住宅ローンにかかる諸費用はいくらくらい?種類や節約方法も解説
諸費用を510万円として建築費・土地取得費と合算すると、沖縄県ではマイホームを建てるのに約5,623万円かかっていることがわかります。ただし、この金額は平均から計算したものです。エリアや家のデザインなどによってかかる費用は変わってくるため、あくまでも目安にしてください。

銀行とお金のイラスト
写真③銀行とお金のイラスト.jpg 60.63 KB

マイホーム購入時は、住宅ローンを返済することも考慮しなければなりません。では、どのくらいを目安にすれば良いのでしょうか。

年収についてははっきりとしたデータがありませんが、2020年に公開された沖縄労働局のデータによると、沖縄県のボーナス・賞与なしの場合の年収は333万円前後と考えられます。また、ボーナス・賞与ありの場合は417万円前後です。

また「フラット35利用者調査」では、年収の7~8倍程度の家を購入する方が多いことがわかります。つまり、年収が420万円なら住宅コストを2,940万~3,360万円程度に収めておくと無理なく返済できるでしょう。年収は人によって異なるうえ、共働きの場合はもう少し家にお金をかけられる可能性があるので、予算を決めるためにもご自身のケースで計算してみるとよさそうです。
計算した住宅コストの目安を参考に、住宅ローンの返済額をシミュレーションしてみましょう。

借入金額:3,000万円
金利:固定金利・10年(2.050%)
返済期間:35年
返済方法:元利均等返済
ボーナス払い:なし

上記の条件で住宅ローンを組む場合、月々の返済額は約10万円となります。ボーナス払いありにすれば、毎月の返済額を減らせるでしょう。返済額は、住宅ローン会社のウェブサイトなどでシミュレーションできます。月々の返済に無理がないように、計画的に利用しましょう。

>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説

コストダウンの単語と下降する矢印と棒グラフ
写真④コストダウンの単語と下降する矢印と棒グラフ (1).jpg 38.36 KB

長年にわたって住宅ローンを返済していくことを考えると、抑えられるコストは抑えたいもの。家づくりでコストを抑えるポイントを以下にまとめましたで、参考にしてください。

【建築コストを抑えるポイント】
・箱形やキューブ型のシンプルな形状の家にする
・安価でメンテナンスしやすい建材をチョイスする
・延床面積を大きくしすぎない
・部屋数を最小限にとどめる
・水回りをワンフロアにまとめる
・吊戸棚や小屋裏収納などのオプションを付けない
・外構は必要な場所にのみ設置する


形状が複雑な家は、必要な資材数も作業工程も増えてしまいます。建築費用を抑えたい場合は、シンプルな形状にするのがおすすめです。建材は、安さだけを重視するとメンテナンス費用がかかる場合もあるため、耐久性も考慮して選ぶことが重要でしょう。

ポイントと書かれた紙
写真⑤ポイントと書かれた紙-min.jpg 97.62 KB

コストダウンを考えるときは、こだわるべきポイントも知っておく必要があります。沖縄県でマイホームを建てるときに外せないポイントを紹介します。
沖縄県は、亜熱帯海洋性気候を呈する地域です。高温・多湿が特徴で、夏は外に出られないほど日差しが強い日も少なくありません。気象庁による1991~2020年の統計では、那覇市の7~9月の最高気温は平均30.6~31.9℃となっています。

沖縄県の夏を乗り切るためには、断熱性・気密性を重視した家づくりが求められます。高断熱高気密の家なら外の熱気が室内に入りにくく、さらにエアコンの冷気も外に逃がさないため、快適に過ごせるでしょう。

R+houseでは、独自の外壁下地材である「R+パネル」を採用。断熱性と気密性を確保できるため、一年じゅう快適に過ごせるのが魅力です。

参考元:那覇空港測候所「気候特性」
参考元:気象庁「那覇(沖縄県) 平年値(年・月ごとの値) 主な要素」

>>参考コラム:注文住宅を建てるなら性能が重要!住宅性能の種類からメリットまで解説

台風を進路予想図で説明をする男性の気象予報士
写真⑥台風を進路予想図で説明をする男性の気象予報士.jpg 75.37 KB

沖縄県では台風への備えも重要です。2019~2023年においては、年間6~7の台風が沖縄県に接近しており、過去には接近数が10を超えた年もあります。台風から家を守るためのポイントは、以下を参考にしてください。

・防風戸や雨戸を設置する
・屋根の形状を寄棟(よせむね)にする
・家の周りに屋敷林を植える
・家を石垣やブロック塀で囲う


4方向に勾配のある寄棟屋根は、風を受け流しやすい形状が特徴です。また、外壁を日差しから守って劣化を防ぐ効果もあるため、家を長持ちさせやすいでしょう。

沖縄県内には、洪水が予想されているエリアもあります。このような場所に家を建てる場合は、盛土をしたり高床にしたりといった工夫をしておくと安心して生活できるでしょう。

参考元:気象庁「沖縄地方への接近数」

>>参考コラム:注文住宅でできる水害対策は?ハザードマップの見方や高リスクな場所も紹介
沖縄県では、近年大きな揺れは観測されていません。しかし、過去には震度7を超える地震が確認されているため、耐震性の高い家がおすすめです。また、海沿い地域では津波の被害が予想されているところもあるので、ハザードマップを確認しておきましょう。

R+houseの耐震性は、最高レベルである耐震等級3を基準としています。建物全体を面で支える耐震パネル工法を取り入れており、地震だけでなく、風による揺れが分散できる点も特徴です。

参考元:地震対策本部「沖縄県の地震活動の特徴」

>>参考コラム:耐震等級が高い住宅のメリットとは?地震対策の3つの工法についても紹介

大開口から光が差し込むリビング
写真⑦和歌山県_大開口から光が差し込むリビング-min.jpg 569.08 KB

沖縄県における注文住宅の費用相場は、全国平均と比べて高くなっています。しかし、家の形状や建材、間取りなどを工夫すれば、コストを抑えられるでしょう。一方、断熱性・気密性や台風・地震への備えは外せないポイントです。沖縄県でマイホームを建てるときは、紹介した内容をもとに家づくりを考えてみてはいかがでしょうか。

R+houseの注文住宅は、建築家とつくるおしゃれなデザインや性能の高さが特徴です。建材をメーカーに直接発注したり、無駄のないスケジュールを組んだりすることにより、建築家住宅を手の届きやすい価格でご提供できます。注文住宅をご検討中の方は、R+houseネットワークの工務店に是非お任せください。

>>沖縄県でこだわりの注文住宅を手の届く価格で建てられる、R+houseネットワークのコストのしくみについてはこちら
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