皆さん、こんにちは!R+house家づくりナビゲーターの太田さんです。本日は、非日常的な暮らしと家事ラク動線を両立された、33坪の平屋のお宅をご紹介します。
スタイリッシュな外観と工夫された玄関アプローチ
非日常と家事ラクを両立した平屋1.png 160.55 KBまず外観ですが、非常にスタイリッシュですよね。特に目を引くのが、建物の角ではなく、あちらにまとめられた縦樋です。通常は目立ちがちな縦樋を、デザインの一部として昇華させるという建築家の細やかな配慮が光ります。
玄関アプローチには、雨の日でも濡れずに車から玄関へ移動できるスペースが確保されています。そして、早くも現代的な設備として、電気自動車用のコンセントが計画されているのは、今後の生活を見据えた賢い選択だと思います。
非日常と家事ラクを両立した平屋2.png 148.45 KB建物の側面を見ていただくと、窓が全くないように見えるのが特徴的です。交通量の多い道路に面しているとのことですが、これによりプライバシーがしっかりと守られる設計となっています。
玄関の扉を開けると、外で使用されていた大判のタイルがそのまま玄関の中まで続いており、一体感があります。これは展示場でオーナー様が一目惚れされたタイルだそうです。
2way動線が便利な玄関
非日常と家事ラクを両立した平屋8.png 888.31 KB玄関を入ってすぐのところには、来客用と家族用で分かれた2wayの動線が設けられています。来客時には正面から、家族は横の扉から出入りすることで、玄関の美しさを保ちながら、家族のプライバシーも確保できるという設計です。家族用の動線には、ゴルフバックや日用品のストックなどを置けるスペースがあり、玄関周りをすっきりと保つことができます。
開放感あふれるホテルライクなリビングと中庭テラス
非日常と家事ラクを両立した平屋4.png 139.88 KBそして、こちらがリビングです!まるでホテルのような洗練された空間ですね。この素敵なコーディネートは、竹並建設さんのコーディネーターによるご提案だそうです。
振り返ると、外から窓が全く見えなかった理由がここにあります。
非日常と家事ラクを両立した平屋5.png 77.08 KB広々とした中庭テラスがリビングに面しており、そこからたっぷりの光が差し込むようになっているんです。このテラス、なんと18畳もあるそうです。外からの視線を気にせず、家族でくつろぎたいというオーナー様のご要望に応えた、まさにアウトドアリビングですね。
これだけの大きな窓があると、夏場の暑さが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。庇がしっかりと出ているため、日差しがコントロールされ、室内に直接的な熱が入るのを防ぐパッシブ的な設計も考慮されています。
可愛らしいワンちゃんのゆっかちゃんも、このテラスが大好きだそうです。
非日常と家事ラクを両立した平屋6.png 95.61 KB
全館空調による快適な室内環境
オーナー様によると、こちらのお宅には両全館空調システムが導入されており、一年を通して非常に快適に過ごされているとのことです。床下にエアコンを設置し、冷気や暖気を循環させるこのシステムは、断熱性能の高い住宅だからこそ、その効果を最大限に発揮できます。こちらの住宅のUA値は0.39、C値は0.3という高い性能値が出ています。以前のお住まいと比較して、光熱費も安くなったそうで、快適さとランニングコストの節約を両立されています。
会話を楽しみながら家事ができるオープンキッチン
非日常と家事ラクを両立した平屋7.png 156.56 KBリビングから続くキッチンは、壁のないオープンな設計で、テラスまで視線が抜ける開放的な空間です。キッチンカウンターにはハイチェアが置かれ、お子様の食事や簡単な食事の際に使ったり、人が集まった際には6人まで座れるようになっています。ここで料理をしながら、家族や友人との会話を楽しめるというのは、コミュニケーションを大切にするオーナー様にとって、素敵な生活になるでしょう。
キッチンの横にはパントリーがあり、冷蔵庫も見えないように設計されているため、生活感をなくして、ホテルライクな雰囲気をさらに高めています。
家事効率を高める回遊動線のパントリー
パントリー.png 677.31 KBオーナー様の絶対叶えたい要望の一つだったという家事ラク動線は、このキッチンの設計に現れています。キッチンの横にあるパントリーは、行き止まりではなく、ぐるっと回遊できるようになっているんです。そして、このパントリーの奥のドアを開けると、なんと玄関の家族用動線に繋がっているんです。
これにより、買い物から帰ってきた際に、玄関から裏動線でそのままパントリーへ荷物を運び入れ、スムーズに収納することができます。奥様も「すごく楽になった」と仰っており、以前は別々の場所にしまっていたものが、今は一箇所にまとまることで、部屋が散らかることがなくなったそうです。
建築家との打ち合わせでは、収納の必要量について緻密なヒアリングがあり、それに合わせた設計がなされているとのことです。R+houseの登録建築家ならではの、繊細なヒアリングと設計が家事ラクに繋がっていると感じます。
多目的に使える個室
非日常と家事ラクを両立した平屋9.png 813.82 KBパントリーを抜けた先、家族用玄関の横には、5.5畳の個室があります。こちらは、リビングにもアクセスできる動線となっており、生活空間とプライベート空間を緩やかに繋ぎ生活しやすいポイントになっているのではないでしょうか。
コンパクトで機能的な寝室
非日常と家事ラクを両立した平屋10.png 936.86 KBさらに奥に進むと、床の色が変わりビアンコ的な3.5畳の寝室があります。オーナー様にとっては、寝るだけの空間と割り切ることで、非常に快適に過ごされているそうです。必要なものが手の届く範囲にまとまっており、生活しやすいと感じます。
デザイン性の高いトイレと家事動線を考慮した洗面所
非日常と家事ラクを両立した平屋11.png 317.78 KB寝室の隣にはトイレがあります。斜めに装飾された背面壁がおしゃれで、ホテルライクな おしゃれな演出をしています。
トイレの隣には洗面所があり、ここだけで生活が完結するようなイメージです。 オーナー様いわくすべてが時短で終わるとのことです。
開放的なシースルーバスとテラスに繋がる建築家ならではの設計
非日常と家事ラクを両立した平屋12.png 704.43 KB洗面所の奥には、なんとシースルーバスが!脱衣所と洗濯スペースが隣接しており、洗濯から乾燥、収納までの流れがスムーズに行えそうです。浴室自体もブラックで統一され、洗練された印象を受けます。
そして、 驚きなのが、お風呂に大きな掃き出し窓があり、お風呂からテラスに直接出られるようになっているんです。これは珍しい設計ですが、テラスで遊んだ後すぐにシャワーを浴びたり、洗濯物を干したりする際に非常に便利です。内と外の空間を一体的に繋ぐという、建築家の新しいデザインが非常にいい空間になっています。
お風呂から出たら、すぐ隣にはウォークインクローゼットがあり、洗濯後の衣類をすぐに収納できるという、 便利な家事動線です。
来客にも対応できる畳コーナー
非日常と家事ラクを両立した平屋13.png 698.46 KB玄関からリビングへ入る動線とは別に、左手に進むと手洗いがあり、その奥には畳コーナーがあります。こちらは来客時の宿泊スペースとして作られたそうです。4畳半の広さですが、窓の高さが低めに設計されていることで、畳に座った時の落ち着きを生み出し、和の雰囲気を演出しています。普段はオープンにしておき、寝る際にはロールスクリーンを下ろしてプライベートな空間を作ることができます。
集中できるワークスペースとテラスへの繋がり
非日常と家事ラクを両立した平屋14.png 1.13 MB畳コーナーの隣には、先ほどの寝室とは対照的に、シックで高級感のある部屋があります。こちらは、パソコン作業などに集中できるワークスペースとして提案されています。ここからもテラスに出られるようになっており、気分転換に外の空気を吸うこともできます。
繋がりのある個室配置とアウトリビングの活用
非日常と家事ラクを両立した平屋15.png 820.58 KB今回ご紹介した個室は、それぞれ分断されて配置されていますが、プライバシーを確保しつつリビングを通して、家族の時間を育む間取りとなっています。そして、建築家ならではの設計により、アウトリビングとしてのテラスが個々の部屋やリビングを空間で繋いでいるのが、今回のお家の最大の特徴と言えるでしょう。
おわりに
非日常的な暮らしと、徹底的に追求された家事ラク動線。オーナー様が星空や映画を楽しみながら、 楽しい空間を過ごしているのが一番の幸せだというお話が、 この家の魅力を物語っていると感じました。
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今回のルームツアーが、皆様の家づくりに少しでもお役に立てれば幸いです。それでは、また次回の動画でお会いしましょう!