新しい分譲地の入口に位置する敷地は、周囲の環境が穏やかな住宅地としての潜在性を持ち、四季を好意的に感じられる場所です。環境にうまく馴染むよう主張し過ぎず、凛としたランドマーク的な存在感を持たせるように考えられました。交流が盛んで自然との繋がりを大切にする地域であり、周囲の自然と調和する庭園や訪れる人々を意識した動線や設備を整えています。田舎暮らしの魅力が存分に引き立てられ、暮らしの豊かさを楽しむことができる家が完成しました。
16畳程度のLDK空間でも、外部空間と繋げることで、より広く感じられます。
階段下を利用したヌックは、一息つくのにぴったりの場所。
成人男性でもゆったりと過ごせる広さになっています。
グラフテクトのキッチンはデュエ・アイランド型。
コンロは壁付けにして油跳ねを抑えています。
リビングはソファではなく腰掛けるスタイル。
訪れる方たちのために座る位置は寛容に設けています。
2階の廊下はスタディコーナーとしても利用。
機能を兼用させることで、スペースを効率的に活用しています。
玄関天井にはレッドシダー、壁面には大谷石をアクセントに。
吹き抜けの大開口により、冬場は効率的に日射熱を取り込むことができ、省エネをしながら部屋を快適に保てます。
大開口の南面窓には外付けブラインド「ヴァレーマ」を設置し、夏場の日射熱を効果的に遮断します。
塀と交差するウッドデッキに、アオダモがさわやかにそよいでいます。
必要な機能だけを備え、すっきりと使いやすい造作の洗面台。
高断熱・高気密住宅では、洗濯物を夜に干せば朝には乾きます。
忙しい現代の夫婦にぴったりです。
子ども部屋は新築時には仕切りを入れず広く使えるようにし、将来的に仕切りを追加できるよう拡張性を残しています。
基本情報
家族構成
夫妻+お子様2人
敷地面積
449.09㎡ (135.84坪)
延床面積
94.81㎡ (28.68坪)
0.32W/㎡・K
0.17㎠/㎡
この家を設計した建築家
この家を建てた工務店
日下部建設株式会社
岐阜県下呂市萩原町古関