京都府の坪単価は?おすすめエリア別にチェック!
京都府で注文住宅を建てる方におすすめのエリアを6つピックアップし、坪単価と魅力ポイントをご紹介します。
京都府のエリア別坪単価の特徴は、差が大きいこと。こちらでピックアップした6エリアを比べても、最も高いところと低いところで約73万円の差があります。京都府の地価は高いイメージがあるかもしれませんが、エリアによっては坪単価が比較的安いところもあるので、参考にしてみましょう。
京都市中京区
<坪単価:約112万円>
京都市中京区は、オフィスや官公庁、商業施設が集まるエリア。歴史スポットや社寺などの文化施設も多く、生活利便性の高さと豊かな文化が魅力です。区内には阪急京都線や地下鉄東西線などが乗り入れており、交通の要所でもあります。暮らしや観光面などさまざまな魅力要素のあるエリアですが、坪単価は高め。また、自然環境が少ないことも特徴です。
京都市左京区
<坪単価:約87万円>
京都市左京区は自然環境に恵まれたエリア。散歩やハイキング、四季の景色を楽しむなど、自然を身近に感じたい方におすすめです。エリア内には京都大学をはじめとする6大学があり、教育機関も充実。子どもや高齢者を対象とする支援にも力を入れていることから、ファミリー層から人気を集めています。
京都市伏見区
<坪単価:約50万円>
京都市伏見区は、市内中心地のベッドタウンとして住宅地が広がるエリア。区内にある駅周辺には商店街やスーパーマーケットが点在し、日々の買い物がしやすい環境です。また、子どもの教育に力を入れやすいこと、交通の便の良さなども魅力。京都市内の住宅着工数においてはトップクラスとされる人気のエリアです。
京都市西京区
<坪単価:約69万円>
京都市西京区は閑静な街並みが広がるエリアで、美しい景観に囲まれて暮らしたい方におすすめです。観光スポットの多いエリアですが、散歩や体を動かしたいシーンにぴったりな広い公園もあります。生活利便性が高いこと、区内人口に対する子どもの割合が多いこと、などが特徴です。
宇治市
<坪単価:約38万円>
宇治市は自然と歴史が調和したエリアで、京都の古き良き姿を感じられるところが魅力です。自然が豊かなのはもちろん、交通面や行政サービスも充実。特に子育て支援においては、幼稚園や保育園が数多くあるなど、安心して子育てできる環境が整っています。
長岡京市
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京都府で注文住宅を建てるときのポイント
京都府で注文住宅を建てる際には、気候・空間・ランニングコストの3点を意識することが大切です。地域特性を考えずに家づくりをすると、せっかくのマイホームに暮らしにくさを感じる可能性が出てきます。生活の快適さやコスト面に関わる要素なので、事前に確認しておくと良いでしょう。
京都府の気候に注目する
一年を通じて寒暖差の大きい京都府は、風があまり吹かないことから夏は蒸し暑く、冬はエリアによって積雪もあるほど寒さが厳しい気候です。
寒暖差を考慮した家づくりのポイントは、断熱性と気密性を高めること。外から入ってくる暑さ・寒さはもちろん、適温に調整した室内の空気を逃がさないようにする必要があります。
断熱性と気密性の高い家は室内の温度を一定に保ちやすいですが、京都府のように夏の暑さが厳しいエリアでは高性能な窓ガラスの採用も検討してみましょう。太陽光が窓ガラスを通して室内に差し込むと、熱がこもる原因になります。太陽光を反射させる遮熱機能を持つ窓ガラスを選ぶことで、光の差し込みを防ぐのもひとつの方法です。
>>参考コラム:注文住宅を建てるなら性能が重要!住宅性能の種類からメリットまで解説
狭小地でも快適に暮らせる空間づくり
京都府は坪単価が高めのエリアも多く、狭小地に注文住宅を建てるケースが多い傾向にあります。
土地の面積を活用してより快適に暮らせる空間を作るには、設計力の高い依頼先選びが欠かせません。ハウスメーカーや工務店の公式サイトで施工実績を確認するなど、「狭小地でも暮らしやすい家を実現できるか?」という目線で依頼先を探すと良いでしょう。
狭小地での家づくりにおいては、生活利便性を考えた間取りがポイントになります。空間が狭いと圧迫感があるので、吹き抜けを作ったり壁を可動式にしたりして広がりを持たせると良いでしょう。他にも、階段下や玄関の天井などを活用して収納力を増やすなど、デッドスペースを効率良く使う方法もあります。
>>参考コラム:建築家に任せる狭小住宅のメリット!おしゃれな施工事例を3つ紹介
ランニングコストを考慮する
家づくりでは初期費用に目が行きがちですが、ランニングコストにも注目してみましょう。例えば注文住宅で省エネ性能を高めると、初期費用は上がりますがランニングコストを削れます。また、省エネ性能により室内の温度を快適に保つことができれば、暮らしやすさも高まるでしょう。
ランニングコストを抑えるおすすめの方法として、パッシブデザインの家が挙げられます。パッシブデザインは、太陽光や風といった自然エネルギーを生かして省エネを実現する設計技術のこと。空調や照明機器の使用頻度を減らすことで、暮らしのコストカットが叶います。パッシブデザインの家は初期投資が高くなる傾向にあるので、予算とのバランスをふまえてコストパフォーマンスを考えることが大切です。
R+houseの注文住宅はパッシブデザインを大切にしており、目に見えない光や空気などの“環境の個性”を最大限に生かした設計をご提案。「光熱費を抑えられる家にしたい」「暑い夏でもなるべく快適にすごしたい」といった要望のある方に寄り添う家づくりを目指しています。
R+houseネットワークの工務店は京都府で注文住宅を建てたい方をサポートします!