岡崎市の特徴
愛知県岡崎市は愛知県中央に位置しており、名古屋市から約35kmの距離にある、県内で3番目に規模の大きな自治体です。徳川家康生誕の地である岡崎城跡や、桜の名所である岡崎公園などがあり、歴史情緒にあふれ、観光客も多い街。市内には国道1号線が横断し、南北には蒲郡市、岐阜市につながる国道248号線が、また国道473号線が縦貫しています。JR東海道本線が2駅、名鉄名古屋本線が9駅、愛知環状鉄道が6駅、バスは50路線あり、公共交通機関も充実しています。年間平均気温は16℃と温暖で、積雪はほとんどなく住みやすい気候です。三世帯同居や近居が多い街であり、家を建てて暮らすのにおすすめな街と言えるでしょう。
参考元:岡崎市|市政 岡崎市の概要
岡崎市で受けられる住宅関連の補助金制度とは?
ここからは岡崎市に住む方にはどのような補助金があるのか、住宅関連の支援を解説してみましょう。
岡崎市結婚等新生活支援補助金
岡崎市では、新婚世帯を対象に「岡崎市結婚等新生活支援補助金」を交付しています。2024年4月1日から申請日までに住宅取得費用、リフォーム費用、引っ越し費用として支払った金額が対象となります。補助上限額は以下の表のとおりです。申請期間は2025年1月6日~2月28日で、交付対象者は抽選によって決まります。対象となる世帯は、2024年3月1日から申請日までに婚姻した39歳以下の夫婦であること、2023年中の夫婦の所得合計が500万円未満であることなどです。また、この制度を利用する方で住宅ローンフラット35地域連携型を利用する場合、借入金利が一定期間引き下げられる制度も利用できます。条件に合致する場合は是非応募してみましょう。
| 夫婦ともに29歳以下の世帯 | その他の世帯 |
住宅取得・リフォーム費用 | 上限60万円/戸 | 上限30万円/戸 |
引っ越し費用 | 上限5万円/戸 | 上限5万円/戸 |
参考元:岡崎市|岡崎市結婚等新生活支援補助金
岡崎市産材住宅建設事業費補助金
岡崎市産材住宅建設事業費補助金は、市内で伐採された岡崎市産材を使用して自らの居住用一戸建て住宅を新築、増築、改築などをする場合、市から補助金を受け取れる制度です。この制度では岡崎市産材を施主へ斡旋した建築業者にも、報奨金が交付されます。交付金額や条件は以下の表のとおりです。さらにこの補助事業を利用する方は、住宅ローンフラット35地域連携型の借入金利を一定期間引き下げる制度も利用できます。岡崎の材木で家を建てたい方は、利用してみてください。
施主への補助金額
地域貢献型空き家改修事業費補助金
空き家を改修して住まいとして利用したいと考えている方へ、岡崎市では予算の範囲で補助金を交付しています。これは空き家を有効活用し、地域活性化やコミュニティの再生を目的とした事業です。対象となるのは地域貢献活動者であること、空き家の所有者か、所有者の同意を得た方、岡崎市税を滞納しておらず、暴力団員と関係がない方です。補助金は空き家や付帯設備の改修工事にかかる費用の1/2、または50万円を上限として交付されます。補助金を受けるためには事前相談書の提出や補助金交付決定後の届け出などが必要です。利用を検討している方は岡崎市 住環境整備課 耐震空家対策係までお問い合わせください。
参考元:岡崎市|地域貢献型空き家改修事業費補助金
令和6年度地球温暖化対策設備設置費補助金
岡崎市ではゼロカーボンシティの実現に向けて、地球温暖化対策となる設備を設置した市民へ、その費用の一部を補助金として交付しています。2024年度の申請期間は2024年4月1日~2024年12月27日です。補助対象は申請者が住む市内の戸建て住宅に対象設備を設置しようとする方で、他にいくつかの要件があります。補助対象となるのは、住宅用蓄電システム、電気自動車等充給電システム、太陽熱利用システム、ZEH住宅などです。設置しようとする設備によって補助金額は異なり、1万6000~16万円となっています。また対象設備の工事に着工する21日前に交付申請書の提出が必要なため、見落としがないよう気をつけましょう。
参考元:岡崎市|令和6年度地球温暖化対策設備設置費補助金>>参考コラム:ZEHとは?ZEH注文住宅のメリット・デメリットや制度も詳しく解説
愛知県移住支援事業・マッチング支援事業
東京23区に在住、または東京圏から東京23区内に通勤していた方で、岡崎市にUターンやIターンを希望する方は、「愛知県移住支援事業・マッチング支援事業」が利用できます。利用には条件があり、岡崎市に転入して一年以内であること、補助金の申請から5年以上は岡崎市に継続して居住する意思があることなどです。また、愛知県が選定した求人にて就業する、岡崎市でテレワークをする、あいちスタートアップ創業支援事業費補助金を受けて起業するなどの、就労も要件のひとつ。交付される金額は以下のとおりです。詳しくは岡崎市商工労政課に問い合わせてみましょう。
2人以上の世帯 | 100万円 ※18歳未満の世帯員がいる場合、18歳未満の方1人につき100万円加算 |
単身世帯の方 | 60万円 |
参考元:岡崎市|愛知県移住支援事業・マッチング支援事業
岡崎市で受けられる医療費に関する補助金とは?
ここからは岡崎市で受けられる医療費の補助金や支援制度について解説します。
子ども医療費助成
岡崎市では岡崎市内に住む中学校卒業前までの子どもの医療費を助成しています。利用するには子どもの氏名が記載されている健康保険証を持参して、市の医療助成室で手続きをしましょう。また受給者証は後日郵送になりますが、支所や電子での申請も可能です。
助成内容は保険診療を対象として、医療費の一部負担金を助成するものです。愛知県内の保険医療機関では、健康保険証と合わせて受給者証を提示すれば、窓口負担は必要ありません。県外の医療機関にかかった場合でも、後日申請することで対象医療費の助成が受けられます。ただし、保険が効かない健康診断や予防接種、個室使用料や入院時の食事などは助成の対象外です。
参考元:岡崎市|子ども医療費助成
中学卒業後から18歳までの子の入院費の助成
岡崎市では2020年から入院費としてかかる保険診療の自己負担分に関して、中学卒業後から18歳になる年の年度末までの方を対象に、その費用を助成しています。子ども医療費助成と異なり、受給者証はありません。入院費用を一度医療機関で支払った後、市役所の医療費助成室や各支所などで申請することで、入院費の自己負担分が振り込まれる仕組みです。個室使用料や食事代、通院医療費は助成対象外です。18歳となった年の年度末までであれば、就職や結婚をしている方も対象となります。詳しく知りたい方は岡崎市医療費助成室で問い合わせてみましょう。
参考元:岡崎市|令和2年9月診療分から子ども医療費の助成対象を18歳(入院費)まで拡大しました
がん検診
岡崎市は市民の健康を守るため、がんの早期発見、早期治療を目的としたがん検診を実施しています。実施内容は胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、子宮頸がん、乳がん検診です。対象者には受診券が届き、センター型検診、集団検診、個別検診から受診したい検診を選んで予約・申し込みをします。がん検診受診券を使えば、全額自費で検診を受ける場合と比べて費用が7割引きになります。市のがん検診受診券が届いたら、是非活用してみましょう。
参考元:岡崎市|各種がん検診等について
岡崎市の家づくりはR+houseネットワークの工務店へ