リビングの役割とは
写真②笑顔でポイント解説するスーツの女性-min .jpg 68.27 KBかつてはキッチンやリビング、和室などがそれぞれ独立した間取りが主流でした。
しかし時代の流れや生活スタイルの変化から、近年ではキッチンやダイニング、和室などが一つの空間でつながった、リビングを中心としたスタイルの間取りが一般的になっています。まずは、リビングにはどのような役割があるのか確認しましょう。
家族団らんのスペースとしての役割
リビングは家族みんなが集まりやすい場所です。
家族それぞれが家事をしたり、勉強したり、テレビを見たりしていても同じ空間で過ごすことで会話が増えやすくなるでしょう。また、一つの空間で過ごすことで家族が近くにいる安心感も感じられます。
家族がくつろげるスペースとしての役割
一日の中でも多くの時間を過ごすリビングは、家族がくつろぐ場所としての役割もあります。かつてはテレビを中心に家族がくつろく空間でしたが、スマホの普及により家族それぞれが好きな時間を過ごす場所になりつつあるのです。家族の存在を感じながらも、各々がリラックスできる空間にすることで、家族みんなが過ごしやすいリビングになるでしょう。
おしゃれなリビングを作るポイント
写真③英字のポイントの単語と指差し棒 .jpg 68.14 KB家族の憩いの場所であるリビングは、家の中で最も広いスペースであるため、おしゃれな家をつくる時の要とも言える場所です。ここからは、注文住宅を建てる際におしゃれなリビングを作るポイントをご紹介します。
リビングのコンセプトを決める
まずはリビングをどのようなスタイルにするのかを決めましょう。「ナチュラルな雰囲気が好き」「木の温もりを感じられる空間にしたい」「シンプルでスタイリッシュなデザインが好み」などテーマを明確に決めることで、家具や小物選びもスムーズになります。迷った時は、トレンドのインテリアを調べたり、R+houseネットワーク工務店のモデルハウスを見学したりすることでヒントが得られるでしょう。
統一感を出す統一感を出す
おしゃれなリビングの特徴は、空間に統一感があること。決めたコンセプトやスタイルに合ったカラーや家具を配置して、一体感のあるリビングにしましょう。基本となるカラーを3色くらい決めておくと、おしゃれに見せることができます。
また、家具の高さを揃えることを意識するのも大切なポイントです。高さがバラバラの家具を配置してしまうと、部屋全体のバランスが悪く見えてしまいます。さらにおしゃれなリビングを目指すなら、低めの家具を使ってコーディネートしましょう。視界が広がるので、開放的な雰囲気になり、よりすっきりとした空間が実現できます。
アクセントを加える
おしゃれなリビングを演出するには、個性的なインテリアアイテムを配置するのがポイント。趣味のアイテムやアート作品などを飾ることで、個性の光るおしゃれなリビングに仕上がります。アクセントクロスを採用するのもおすすめです。部屋にアクセントを加える際は、視線の集まりやすい場所を意識すると、おしゃれさを視覚的にアピールできるでしょう。
また自分らしいインテリアをコーディネートすることで、居心地が良く快適に過ごせる空間が実現できます。
照明を工夫する
照明は、部屋を明るく照らす役割だけではありません。照明にこだわることで、奥行きのあるワンランクアップしたおしゃれな空間ができあがります。雰囲気のあるリビングにするには一般的なシーリングライトよりも、ダウンライトやスポットライト、間接照明、スタンドライト、ペンダントライトなど目的に合わせた複数の照明を採用するのがおすすめです。一つの空間で照らす範囲や明るさが変わり、メリハリが生まれます。
おしゃれなリビングを演出するなら、柔らかい光の照明を選ぶのがおすすめです。柔らかく温かみのある照明を使用することで、おしゃれさはもちろんリラックスして過ごせる空間が実現できます。
観葉植物を置く
観葉植物や花などといったグリーンは、リビングに欠かせないおしゃれアイテムと言っても過言ではないでしょう。
シンプルで統一感のある空間は洗練された印象ですが、無機質な中にグリーンを取り入れることで空間に彩がプラスされます。植物が醸し出す生命力や柔らかい雰囲気も感じられるため、華やかな見た目はもちろん、リラックスできる空間が演出できます。
リビングのコンセプトに合ったグリーンを選び、お部屋に統一感を出すことも忘れないようにしましょう。お手入れに抵抗がある方はフェイクグリーンを採用するのがおすすめです。ただ置くだけではなく、吊り下げたりディスプレイ用のスツールを使ったりして空間をデザインするとよりおしゃれなリビングになるでしょう。
>>参考コラム:おしゃれなデザインの注文住宅15選!センスのいい家をつくるポイントは?
理想のリビングの広さとは?広さを確保するためのポイント
写真④机の上に置かれた設計図面と住宅模型 .jpg 90.51 KB最近では、キッチンやダイニングリビング、和室などが一つの空間となった広いリビングをつくる方が増えています。ここでは、リビングの広さの基準や広さを確保するための工夫について見ていきましょう。
どうやってリビングの広さを決める?
広いリビングにすることで、開放感があり採光性の高い空間で過ごせるため快適性がアップするというメリットがあります。一方で、冷暖房の効率が軽減したり、掃除が大変だったりといったデメリットも感じるでしょう。
いざ住んでみたらリビングが狭い、逆に広すぎたと後悔しないためには広さをしっかりと検討することが重要です。
広さを確保するには?
広々としたリビングにしたくても、土地の広さや資金面から広いリビングが採用できないこともあるでしょう。しかし工夫しだいで広さは確保できるもの。できるだけ広くおしゃれなリビングにできるように収納とレイアウトのバランスを意識すると良いでしょう。
・収納を工夫する
・物を床に置かない
・圧迫感のない家具を選ぶ
・家具のレイアウトを工夫する
限られたスペースをいかに広くおしゃれに見せられるかは、収納やレイアウトにかかっていると言えます。せっかくのリビングに物が散らかっていると、おしゃれとは言えません。収納ボックスやディスプレイ用のアイテムを使用し、スッキリとした空間を心がけましょう。また家具を置く際は、動線を重視したレイアウトを意識すること、視線を遮らない高さの家具を選ぶことで、圧迫感のない開放的なリビングが実現できます。
おしゃれな間取りにするアイデア例
写真⑤リビングでくつろぐファミリーの線画-min .jpg 61.12 KBここでは、おしゃれな空間に魅せるためのアイデアをいくつかご紹介します。
吹き抜けを作る
リビング階段でアクセントをつける
リビング階段は、デザイン性のあるリビングに人気の間取りです。リビング階段をスケルトンにしたり、視線に入りやすい場所に配置したりすることで部屋のアクセントとなります。階段下を見せる収納にしたり、ディスプレイ棚を置いたりすると、よりおしゃれなリビングに仕上がります。
ステップフロアを取り入れる
ステップフロアとは、同一フロア内の高低差のある空間のこと。プライベート感を演出しつつ、家族のつながりも感じられます。他ではなかなかない立体的なリビングで、個性的でおしゃれな空間が実現できるでしょう。
失敗しないための間取りのポイント
写真⑥住宅購入を考える夫婦-min .jpg 68.69 KB誰もが、マイホーム完成後に後悔はしたくないと感じるでしょう。ここでは、失敗を防ぐためにリビングの間取りを考える上で注目したいポイントをご紹介します。
家事動線・生活動線を考慮した間取りにする
暮らしやすい家にするには、家事動線・生活動線を意識することが重要です。スムーズな動線が確保できないと、使い勝手が悪い家になってしまいます。できるだけ快適に過ごすには移動距離が短く、手間や時間が省ける動線がおすすめです。具体的な生活をイメージして移動しやすい間取りを考えましょう。
プライバシーの確保と開放感のバランスを工夫する
十分な収納スペースを確保する
リビングは家族が集まる場所なので、どうしても物が多くなり生活感が出てしまうもの。散らからないように、十分な収納を確保してスッキリした空間になるようにしましょう。クローゼットや納戸、階段下収納などがおすすめです。服や小物だけでなく、扇風機やストーブ、こたつといった季節家電の収納場所を確保することも忘れないようにしましょう。
おしゃれなリビングの実例をご紹介
最後に、R+houseネットワークの工務店が実際に建てた注文住宅を見ていきましょう。さまざまなデザインのリビングをご紹介するので、間取りや雰囲気の参考にしてください。
ワイドな窓のあるリビング
写真⑥ワイドな開口窓のあるリビング.jpg 121.03 KB開放的で明るいリビングにするために、ワイドな窓を設けた間取りです。大きな窓からは、のどかで美しい田園風景を望むことができます。
また、子供の様子を見ながら料理ができるオープンスタイルのキッチンは、回遊動線になっているためスムーズな移動が可能です。
寝室とランドリールームとを繋げるウォークインクローゼットには、家族全員分の洋服が収納できます。生活動線や収納もバッチリの家を実現しました。
>>施工事例:熊本県玉名市「のどかな田園風景を臨む 白く美しい箱型の平屋」
図書館のようなおしゃれな雰囲気のリビング
写真⑧図書館のようなおしゃれな雰囲気のリビング.jpg 104.59 KB自然がいっぱいの敷地で、本や音楽が楽しめるストレスのない場所が欲しいとの夫妻の要望を実現した住宅です。「人間力の回復」をキーワードに、図書館のような雰囲気がとてもおしゃれです。
玄関からリビングまで続く造作本棚が、より個性的でおしゃれな印象を与えてくれます。天井材と本棚に同じ素材を使用して、空間に統一感を持たているのも特徴です。本や雑貨など、夫婦それぞれのお気に入りアイテムを飾ることで、唯一無二の素敵なリビングに仕上がりました。
>>施工事例:和歌山県有田郡「守られた箱の中で気ままに暮らす平屋」
静かでスタイリッシュな雰囲気が特徴のリビング
おしゃれなリビングのある注文住宅を建てるならR+houseネットワークの工務店へ!
おしゃれなリビングを演出するための工夫やポイントをご紹介しました。コンセプトを決め部屋全体に統一感を出したり、観葉植物や照明などのアイテムで視覚的にアプローチしたりすることで個性的でおしゃれなリビングになるでしょう。
R+houseネットワークの工務店では、上記でご紹介したようなおしゃれなリビングのある注文住宅を豊富に手掛けております。建築家がお施主様のニーズに合うデザイン性にも機能性にも優れた家づくりを提案いたします。おしゃれなリビングのある注文住宅を建てたい方は、R+houseネットワークの工務店へお気軽にご相談ください。
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