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注文住宅のキッチンをおしゃれにするには何が必要?ポイントや実例を紹介

更新日 2025.03.03 / 公開日 2025.03.03
#一戸建て #注文住宅 #新築 #キッチン #マイホーム

注文住宅を建てるなら「キッチンをおしゃれにしたい」と考える方は多いでしょう。しかし、キッチンは種類が多くその違いも複雑です。そこで今回は、キッチンの種類や特徴とともにR+houseネットワークの工務店で建てられた実例をご紹介します。家事効率をアップさせるためのポイントや収納法も解説しますので、新築やリフォームでキッチンをおしゃれにしたい方は是非最後までご覧ください。

キッチンから続くダイニングと小上がりの和室
目次
夕食(朝食または昼食)前のキッチンの風景
写真②夕食(朝食または昼食)前のキッチンの風景-min.jpg 80.42 KB
キッチンの種類には様々あります。一般的には「対面キッチン」と「対面していないキッチン」で考えると分かりやすいでしょう。ここからは、詳しい種類と特徴を見ていきましょう。
対面キッチンとは、ダイニングやリビングに対面した間取りのキッチンのこと。家族の様子を見ながら作業ができ、コミュニケーションが取りやすいことが魅力です。対面キッチンの種類には、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンがあります。特徴を詳しく見ていきましょう。

アイランドキッチン

アイランドキッチンとは、どの壁にも接していない“島(アイランド)”のようなキッチンのこと。キッチンカウンターを一周できるため、並んで料理する際や、片付けの動線を確保しやすいといったメリットがあります。一方で、広い床面積が必要な点や、キッチン単体では収納が少ないといったデメリットがあるため、背面に棚を付けるなどの工夫が必要になるでしょう。

ペニンシュラキッチン

「ペニンシュラ」は半島を意味しており、カウンター部分の左右どちらかが壁に接しているキッチンのことを指します。オープンキッチンのレイアウトに対応が可能です。アイランドキッチンと比較すると動線の良さは下がるものの、設置費用を抑えられるといったメリットがあります。
ダイニングやリビングに対面していないキッチンには、I型、II型、L型などがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

I型キッチン

I型キッチンとは、作業台やシンクなどが一直線に並んだキッチンのことで、長辺が壁もしくは腰壁に接しています。上から見た時にアルファベットの「I(アイ)」に見えるためI型とされています。各メーカーの商品が豊富でデザインやカラーの選択肢が多くあります。

II型キッチン

II型(2列型)キッチンとは、シンクとコンロが2列に分かれたタイプのキッチンのことです。一般的にシンクの横とコンロの横にそれぞれ作業スペースがあり、片方は壁側に向けて配置され、もう片方はオープンスタイルで配置することもあります。

L型キッチン

L型キッチンとは、コンロとシンクがL型に配置されたキッチンのことです。作業スペースが確保しやすい点や、作業動線の良さがメリットといえるでしょう。
一般的に、直角に曲がるコーナー部分には作業台、各面のどちらかにコンロとシンクがそれぞれ設置されます。
ポイント英文字スタンプと水色ペンシル
写真③ポイント英文字スタンプと水色ペンシル -min.jpg 42.73 KB
キッチンの種類を紹介してきましたが、注文住宅を建てる場合はどのようにキッチンを選べばいいのでしょうか?
例えば、一見収納スペースの少なさが懸念される対面キッチンですが、キッチンカウンターの後ろや横に収納棚を配置することで解消することができます。
キッチンを選ぶ重要なポイントなるのが動線を考慮した設計。例えば、対面のI型キッチンの場合は横の動線が多くなります。一方で、L型キッチンはコンロとシンクが近い距離にあるため省スペースで調理をしたい方におすすめです。しかし、動線が短くなりすぎると作業スペースが確保しづらいといったデメリットも生じます。調理する時の動きや作業の流れをシミュレーションし、動線にあったキッチンを選択するようにしましょう。
ここからは、R+houseネットワークの工務店が手がけたキッチンの実例を見ていきましょう。おしゃれなデザインばかりなので参考にしてみてください。
シックなデザインのアイランドキッチン
写真④シックなデザインのアイランドキッチン.jpg 48.76 KB
こちらのお宅では、シックなデザインのアイランドキッチンを採用しました。リビングで遊ぶお子さんとコミュニケーションを取りやすいのが魅力です。キッチンカウンターをぐるりと一周できる回遊動線なので、お皿を下げる時や並んで調理する時もスムーズ。

窓に面してる開放的なキッチン
写真⑤窓に面してる開放的なキッチン.jpg 103.86 KB
窓に面してキッチンを配置しているため、とっても開放的な雰囲気。豊かな自然を感じられる空間に仕上げました。床や家具をウッドテイストで統一することで、シックなアイランドキッチンも空間に馴染みやすくなります。

>>施工事例:熊本県玉名市「のどかな田園風景を臨む 白く美しい箱型の平屋」
モルタル風の質感を生かしたペニンシュラキッチン
写真⑥モルタル風の質感を生かしたペニンシュラキッチン.jpg 68.36 KB
モルタル風の質感を生かしたペニンシュラキッチンです。モルタル調のタイルをキッチンやダイニングの床に使用し、半屋外を思わせるカフェ風の雰囲気に仕上げました。
木の風合いが漂うナチュラルな雰囲気のキッチン
写真⑦木の風合いが漂うナチュラルな雰囲気のキッチン.jpg 82.74 KB
キッチンカウンターの後ろには棚を設置し、たっぷりと収納を確保。キッチン横に階段を配置したことで、2階にいるお子さんの気配を感じやすい設計にしています。

>>施工事例:埼玉県入間市「アウトドアリビングを囲む家」
家族とコミュニケーションが取りやすいカウンターキッチン
写真⑧家族とコミュニケーションが取りやすいカウンターキッチン.jpg 43.31 KB
ホワイトとダークグレーを基調としたキッチンは、清潔感のある爽やかな雰囲気。壁付けキッチンには、コの字型のカウンターを設けることでキッチンとリビングに一体感が生まれています。カウンターを作業台として使うこともでき、調理や片付けをしながら家族とコミュニケーションを取りやすい点も魅力です。

>>施工事例:京都府久世郡「キノミキノママ」

>>参考コラム:おしゃれなデザインの注文住宅15選!センスのいい家をつくるポイントは?
ダイニングテーブルが横にある白くて広々したキッチン(ななめ)
写真⑨熊本県_ダイニングテーブルが横にある白くて広々したキッチン(ななめ)-min.jpg 300.31 KB
清潔感のあるおしゃれなキッチンを保つには、収納を工夫することが大切。ここからは、収納アイディアや工夫ポイントを紹介していきましょう。
おしゃれなキッチンで意外と困るのがゴミ箱の置き場所。キッチンは、調理などで毎日ゴミが出る場所です。後から適当な場所に置くことがないよう、キッチンのゴミ箱の場所は事前に決めておくと良いでしょう。
対面キッチンの場合、キッチンカウンターの背面に収納を設置する場合があります。その際は、背面収納の下段をゴミ箱置き場にするのがおすすめ。収納に入れ込むことで使用しない時は目に付かないため、キッチンのおしゃれさを損なうことがありません。また、シンク下やコンロ下の引き出しのひとつをゴミ箱置き場にするのも良いでしょう。
食器にはお茶碗やマグカップ、お皿などさまざまな種類があるため、思いのほか収納スペースが必要です。安易に積み重ねてしまうと、取り出すのが大変だったり割れてしまったりするため置き方にも注意しなければなりません。効率的に食器を収納するには、引き出し収納を活用するのがおすすめ。
毎日使用するお茶碗やお皿などは、同じ引き出しにまとめて収納しておくと、サッと取り出せて便利です。また、棚の中でかさばりがちな大皿は、ブックスタンドを使用すれば立てて収納することが可能です。
調理器具をうまく収納するコツは、デッドスペースを生かすことです。サイズが大きい鍋やフライパンは、重ねて収納してしまうと取り出しにくくなってしまいます。そこで、ファイルボックスや鍋用スタンドを利用し、立てて収納するのがおすすめです。立てて収納することで、引き出しやシンク下に生まれるデッドスペースも活用できるでしょう。
限られた時間で食事の準備や片付けをするには、効率的な調理動線が欠かせません。使いやすいキッチンをつくるには、冷蔵庫、シンク、コンロの配置を整えることが大切です。これらの3つを結ぶ線は“ワークトライアングル”と呼ばれ、3辺の合計が360~660cmの範囲内であることが機能的なキッチンの目安といわれています。キッチンの種類に合わせて3つの配置を調整することで、調理の時短が可能になるのです。
また、家族とコミュニケーションを取りやすいキッチンの配置にすることで、配膳や片付けなど家族が自然と手伝いやすい環境を作ることができるでしょう。
家模型と後悔する夫婦
写真⑩(圧縮済)家模型と後悔する夫婦.jpg 84.69 KB
ここまで、機能的でおしゃれなキッチンについて解説してきましたが、注意点についても紹介しておきましょう。
前述したように、キッチンの効率的な動線にはワークトライアングルが重要です。冷蔵庫や食器棚が調理スペースと離れていると、その都度食材や食器を取りに行かなければなりません。非効率な調理を避けるためにも、設計の段階で先に住宅会社へ要望を伝えましょう。また、コンセントの位置で電子レンジや冷蔵庫の設置場所が限定されてしまうこともあります。工務店との打ち合わせの際には、家具の配置場所を共有し、コンセントを多めに設けておくのがおすすめです。
いざ暮らしてみると、収納不足で食器や調理器具をしまう場所が足りないということもあります。調理器具や調味料が雑然と置かれたキッチンカウンターでは、おしゃれさが損なわれてしまいます。新築やリフォームの際には、手持ちの食器や調理器具、食品の在庫などをピックアップして必要な収納量を試算するようにしましょう。キッチンの備え付け収納だけで足りない場合は、パントリーや床下収納を設置するなどして補うのもおすすめです。

>>参考コラム:注文住宅にパントリーは必要?収納上手になれるコツと設置する際のポイントも
>>参考コラム:注文住宅のおしゃれなパントリー特集!メリットや設置の注意点も解説
おしゃれな見た目やデザインだけでキッチンを選んでしまうと、元々決めていた予算をオーバーしてしまう可能性があります。キッチンの価格を大きく左右するのが素材や設備のグレード。価格や耐久性を考慮し、シンクの素材やキッチンの天板などを選ぶようにしましょう。また、オプション設備を付ける場合などは、本当に必要かどうか熟考することも大切。

R+houseネットワークの工務店は、デザイン、性能、コストのバランスを考慮し、お客様に最適な家づくりを提案させていただきます。

>>参考コラム:注文住宅のこだわりを予算内で叶えるには?優先順位や失敗事例をご紹介
家づくりにおいて、キッチンをおしゃれに整えることは家族の生活を豊かにすることに繋がります。開放感のある機能的なキッチンには、自然と家族が集まるでしょう。R+houseネットワークの工務店は、お客様の理想をカタチにする家づくりを目指す工務店です。土地の特徴やお客様の要望を汲んだ設計を行い、デザイン性のある高性能な住宅を提供しております。おしゃれなキッチンの注文住宅やリフォームを検討中の方は、是非一度R+houseネットワークの工務店へご相談ください。

>>おしゃれで家事動線にもこだわったキッチンのある家づくり!R+houseのデザインについてはこちら
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