兵庫県の一戸建てにかかる定期的な維持費
兵庫県で注文住宅を建てると定期的にかかる維持費を紹介します。
固定資産税
都市計画税
火災保険料
火災保険に加入すると、火災・落雷・風災・水災・盗難などによる損害が補償されます。注文住宅を建てる際にローンを組む場合、火災保険加入が条件です。
損害保険料率算出機構の「2023年度火災保険・地震保険の概況」によると、2022年に兵庫県で火災保険に新規加入した1件当たりの保険料相場は、約4.2万円でした。火災保険の相場は年々上がっています。これは、自然災害の影響で保険金支払額が増加しているのが原因と考えられます。
参考元:損害保険料率算出機構|2023年度(2022年度統計)火災保険・地震保険の概況
地震保険料
兵庫県でかかる水道光熱費
兵庫県でかかる夏と冬の水道光熱費
兵庫県では、夏季と冬季のどちらの方が水道光熱費がかかるのでしょうか。政府統計の総合窓口(e-Stat)の「<品目分類>1世帯当たり1か月間の支出金額,購入数量及び平均価格」の2023年度の兵庫県神戸市のデータを見てみましょう。以下の表は、2人以上世帯の夏季(7~9月)と冬季(12~2月)の料金を比較した表です。
| 上下水道料 | 電気代 | ガス代 |
7月 | 6,094円 | 5,982円 | 5,262円 |
8月 | 3,328円 | 6,226円 | 4,058円 |
9月 | 3,937円 | 8,377円 | 3,075円 |
夏合計 | 13,359円 | 20,585円 | 12,935円 |
12月 | 3,666円 | 7,232円 | 4,402円 |
1月 | 4,116円 | 8,046円 | 6,878円 |
2月 | 3,929円 | 9,749円 | 7,563円 |
冬合計 | 11,711円 | 25,027円 | 18,843円 |
電気代・ガス代は夏よりも冬にかかることがわかります。
これは、外気温と室内の快適な温度差が夏よりも冬の方が大きく、暖房費がかさむことや、日照時間が短くなることで、電気をつける時間が長くなることなどが原因と考えられます。参考元:政府統計の総合窓口(e-Stat)|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2023年 ※該当月リンク先の「4-1<品目分類>1世帯当たり1か月間の支出金額,購入数量及び平均価格 都市階級・地方・都道府県庁所在市別 二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯」を参照
兵庫県でかかる住宅のメンテナンス費用
つづいて、住宅のメンテナンスにかかる費用を見ていきましょう。
経年劣化の修繕費
国土交通省の「中古住宅における不具合の発生状況について」によると、新築戸建ての住宅では、住み始めてから7~10年目に不具合が目立ち始める家庭も少なくありません。キッチンやトイレなどの水まわりや給湯器などの設備機器の故障がとくに多い結果になっています。
また、不具合を解消するためにかかった費用総額の平均は60万円程度でした。参考元:国土交通省|中古住宅における不具合の発生状況について
リフォーム費
長く住み続けていると、リフォームを考える世帯もあるでしょう。
国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」を見ると、新築住宅の場合、平均築年数27年でリフォームを行っています。リフォーム実施の動機は、「住宅のいたみや汚れ」「老後に備えるため」などの理由が多くありました。リフォーム実施世帯の世帯主は60歳以上が54.9%と半数を超える結果となっているので、老後の生活に向けてリフォーム資金を積み立てておく必要がありそうです。
参考元:国土交通省|令和3年度住宅市場動向調査報告書
防蟻処理
兵庫県は一部エリアを除いて、一年中温暖・少雨な瀬戸内気候区に属しています。
温暖な気候は、シロアリが好む環境です。そのため、兵庫県では住宅を守るためにもシロアリ対策も欠かせません。施工時に行った防蟻処理の効果が切れてしまえば、シロアリが侵入してしまう可能性が高くなります。防蟻処理の薬剤の効果は、約5年です。5年に1度を目安に防蟻処理を行うのがいいでしょう。
参考元:神戸地方気象台|兵庫県の気候特性
家づくりのタイミングでできる維持費削減のコツ
税金や光熱費、メンテナンス費など、維持費は必ずかかってくるもの。しかし、家づくりの段階で、ランニングコストを抑える工夫ができます。チェックして、維持費を抑える家づくりを目指しましょう。
省エネ住宅で光熱費を下げる
光熱費を削減するためには、住宅の断熱性と気密性を高めるのが大切です。高断熱・高気密住宅は、外気温の影響を受けずに一年中快適な室温を保持。さらに、室内の空気が漏れにくく、冷暖房が効率よく利用できるのもメリットのひとつです。
また、光熱費を抑えるために、太陽光システムを導入するのもいいでしょう。太陽光システムは、住宅で使用する電気を自分で賄えるだけでなく、電気代高騰の影響を受けにくいことや、売電収入を得られるという利点もあります。
>>参考コラム:注文住宅を建てるなら性能が重要!住宅性能の種類からメリットまで解説
高品質の素材や施工法でメンテナンス回数を減らす
耐久性に優れた素材や施工法を採用し、メンテナンスの回数自体を減らすのも維持費を削減するコツです。建築費を抑えたいからと、安価な素材を使用すると、メンテナンス回数が増えて逆にコストがかかってしまいかねません。高品質な素材や、構造的に強い工法などを採用すると、メンテナンスのコストカットだけでなく、耐震性能の高いより安心できる家づくりが叶うでしょう。また、基礎の施工法によっては、家づくりのタイミングでシロアリ対策もできます。
劣化部分が大きくなる前に修繕する
家づくりをする工務店選びの際は、アフターサービスが整っているかチェックするのもポイントです。工務店のアフターサービスには、定期点検や修繕計画作成サービスなどがあります。定期点検を怠ると、劣化に気付くのが遅れてしまう可能性も。その結果、修繕部分が大きくなり、余計な修繕費がかかってしまうかもしれません。定期点検や報告をしっかり行ってくれる工務店を選ぶのが安心です。また、設備フリーメンテナンスサービスのある工務店も。無償で修理を行ってくれるので、メンテナンス費用の節約に繋がります。
兵庫県で注文住宅を建てるならR+houseネットワークの工務店にお任せください
維持費削減のコツは、住宅性能であるとお伝えしました。高断熱・高気密住宅は、R+houseネットワークの工務店の強みのひとつ。R+houseネットワークの工務店の住宅は、ZEH基準を大きく上回る性能です。実際に家づくりをした方からも「以前より快適で光熱費も下がった」「どの部屋でも過ごしやすい」という声が届いています。もちろん、アフターサービスも充実。兵庫県で維持費を抑える家づくりを叶えたい方は、是非一度R+houseネットワークの工務店にご相談ください。
>>兵庫県で維持費を抑えられる家づくり!「R+house」について詳しくはこちら