徳島県の特徴
四国の東部に位置する徳島県は、鉄道をはじめ車や高速バス、飛行機、フェリーなどさまざまな交通手段があり、県内を含め全国各地からアクセスしやすい街です。
県全体としては、比較的温暖で晴天の日の割合が多く、日照時間が長い特徴を持ちます。しかし、西部の山間部では、寒冷で雨量も多く冬にはスキーができるほど雪が積もるエリアが存在します。
海や山、川といった自然に恵まれているほか、伝統文化の「阿波踊り」、阿波畜産ブランドの「阿波牛」や「阿波尾鶏」など、徳島県は魅力満載です。
参考元:徳島県|徳島県の概要
徳島県で注文住宅にかかる維持費
徳島県での注文住宅にかかる維持費について解説します。
固定資産税
固定資産税とは、固定資産(土地・家屋・償却資産)にかかる税金のことです。毎年1月1日の段階で、固定資産を所有している方が市町村へと納めます。一般的に家の固定資産税は、15万円ほどが相場。一括で支払う場合と4期分に分けて分割納税する方法があります。
納める額は、住宅の土地面積や敷地面積のほか、築年数などでも変動します。建物の構造やグレード、設備などでも固定資産税額は変わるため、覚えておくと良いでしょう。
また、不動産需要が高い都市部ほど、納める額が高くなる傾向にあります。
固定資産税の額が、エリアによって変わることを考慮して、土地選びすることも必要といえます。参考元:徳島市|固定資産税課税のしくみ
都市計画税
水道光熱費
水道光熱費は、ガスや水道、電気を使用する際に発生する費用であり、生活するうえで重要な費用の一つです。例として、徳島県徳島市の水道光熱費がどのくらいかかるのか見てみましょう。(調査年月:2024年8月、対象:2人以上の世帯)
・電気代:13,609円/月
・ガス代:2,904円/月
・他の光熱:124円/月
・上下水道料:3,450/月
水道光熱費は、地域や気候、住む人の生活スタイルや家族人数が大きく影響します。特に寒い地域の冬場は、エアコンなど暖房機器の使用頻度が上がるため、光熱費が高くなる傾向にあるでしょう。
年間を通して比較的温暖な徳島県ですが、積雪がある山間部のエリアでは光熱費に影響を与える可能性があります。さらに、夏場は最高気温が35℃に達する日があり、暖房だけでなく冷房の使用量も注目すべきポイントといえます。
水道光熱費は毎月必ずかかる固定費用の一つです。そのため、エネルギー効率の良い家電の使用や住宅の省エネ化を検討するなどして、少しでも節約ができれば、長期的に見た場合に家計への影響は大きくなるでしょう。
参考元:e-Stat 政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 調査年月2024年8月 1世帯当たり1か月間の収入と支出(1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別 二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯)
住宅の劣化を防ぐための費用
一般的に一戸建ての住宅は、建築後10年目を迎えたあたりから劣化が目で見て分かるようになり、メンテナンスが必要になるといわれています。場所によっては劣化が早まりやすい場合も。ここでは点検時期とメンテナンス費用の目安について解説します。
屋根のメンテナンス
屋根は基本的に、紫外線や雨風が当たる場所のため劣化の早い箇所といえます。屋根は目視でチェックできる場所ではないため、専門の業者へ依頼する必要があります。
5年周期で点検を行い、建築後15年ほどで屋根を丸ごと新しくする葺き替え(ふきかえ)の工事が必要です。屋根の葺き替え工事は、100万以上の費用がかかります。
外壁
外壁も屋根と同じく紫外線や雨風にさらされる場所のため、劣化が早い傾向にあります。外壁素材の隙間を埋めているコーキングと呼ばれる部分が、剥がれたりひび割れたりしていると劣化のサインです。
3年周期で点検を行い、建築後15年ほどで全面補修などのメンテナンスが必要になるでしょう。一般的な外壁の塗装修繕は100万円ほどで、全て替えるとなると200万円以上かかるケースもあります。
クロス
クロスの場合、洗面所やトイレなど湿気の多い箇所だと劣化が早くなる傾向にあります。張り替えの目安は10年ほどで、5万円前後の費用で張り替え可能なパターンが多いです。
建築後からかなりの年月が経過していると、一部分の張り替えを希望してもクロス自体が廃盤になっていることがあります。その場合、全面張り替えになるケースもあるため、定期的な点検が必要でしょう。
水回り
キッチンや浴室、トイレといった水回りの設備は、生活するうえで使用頻度も多く劣化が早まりやすい場所の一つです。そのため、メンテナンスがとても重要。ガスコンロや換気扇、シンクなど、キッチンの設備は10~15年ほどが交換のタイミングです。
キッチンやお風呂を全面的にリフォームする場合、グレードにもよりますが、100万円前後の費用が発生することを覚えておきましょう。
床
フローリングや床下なども定期的に点検が必要になる場所です。フローリングは3年周期で点検を行い、劣化具合で補修を検討しましょう。擦り傷やへこみ補修など、小規模な補修の場合は1~5万程度、全面張り替えなど大規模な補修は5~10万程度の費用がかかります。
また、床下のシロアリ被害を防ぐため、5年周期で点検を行い、防腐・防蟻処理の検討をしましょう。
注文住宅を建てる際の注意点は?
注文住宅を建てる際の注意点は、素材やディテールにこだわりすぎないことが挙げられます。屋根や外壁、床などは、どの素材を選ぶかでメンテナンス方法もメンテナンスの頻度も変わります。
例えば、フローリングに天然の木製素材を使用すると、風合いや温かみが感じられるものの、補修や塗り替えなどをこまめにする必要があるでしょう。
素材やディテールにこだわりすぎたことで、メンテナンス費用が高くなってしまうケースもあるため注意が必要です。>>参考コラム:注文住宅のこだわりを予算内で叶えるには?優先順位や失敗事例をご紹介
家づくりのタイミングでできる対策
家づくりのタイミングで対策を講じることで、メンテナンスの回数や費用を抑えることに繋がります。ここからは、新築を建てる際におすすめの対策について解説します。
外装材は劣化しにくいものをチョイス
メンテナンス費用のなかでも、屋根や外壁などは他の場所に比べて修繕費が大幅にかかる傾向にあります。そのため、屋根や外壁に使用する外装材は、メンテナンスの回数を抑えられるものを選ぶのがおすすめです。
例えば、経年による劣化が起こりにくいタイルや、耐久性の高い樹脂系サイディングなどがあります。建築コストを抑えようと、安い外装材を選んでしまうと住宅の劣化が早く、かえってメンテナンスコストがかかる場合もあるため注意しましょう。
太陽光発電の設置
生活するうえで必ず発生する光熱費。光熱費を抑えるには、家づくりの段階で太陽光発電の設置を検討してみるのも良いでしょう。太陽光発電の導入には、初期費用が発生しますが、太陽光発電でつくった電気を使うことができ、電気代の節約に繋がります。さらに、電力が余れば売ることもできます。
高断熱・高気密な省エネ住宅
住宅の省エネ性能を上げるのも、家づくりのタイミングでできる対策としておすすめです。光熱費の削減にベストなのが高断熱・高気密な住宅にすること。
住宅の断熱性と気密性が高くなれば、室内は外気の影響を受けにくくなり、冷暖房の効率が上がるため光熱費削減に繋がるのです。また、高断熱・高気密な家は、住宅の劣化の原因となる結露の発生も抑えてくれます。
R+houseが手がける住宅は、「夏は涼しく冬は暖かい」高断熱・高気密にこだわっています。R+houseでは、独自の「R+houseパネル」を使用することで、断熱性・耐久性・防火性能の高い、高性能な住宅の提供を可能にします。
>>参考コラム:快適な注文住宅は断熱(基礎断熱)がカギ!性能を高める方法を解説
徳島県での注文住宅ならR+houseネットワークの工務店にお任せください
注文住宅を建てる際は、建築費用だけでなく建築後に発生する住宅の維持費もしっかり把握しておくことが重要です。
R+houseネットワークの工務店では、より快適な生活を送っていただける家づくりを心がけています。高性能な住宅を長持ちさせるため、定期的な点検やメンテナンスなどを行うメニューを用意しています。
徳島県で住宅の維持費に考慮した高性能な家づくりをしたい方は、R+houseネットワークの工務店までご相談ください。
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