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秋田県における注文住宅の費用相場は?節約方法と外せないポイントも解説

更新日 2025.02.25 / 公開日 2024.10.21
#マイホーム #一戸建て #新築 #注文住宅 #コスト

注文住宅を建てる際は、そのエリアの費用相場を把握して無理のない予算を組むことが重要です。今回は、秋田県の注文住宅の費用相場について解説します。できるだけコストを抑えるための方法や、秋田県ならではの意識したいポイントもご紹介しますので、是非家づくりの参考にしてください。

土間のある勾配天井のリビング
目次
家とお金と計算機
写真②家とお金と計算機.jpg 91.88 KB
家を建てるときに、どのような費用が必要になるのかご存知でしょうか。マイホームは、建物代のほかに、土地代や諸費用などもかかります。秋田県でマイホームをもつのにかかる費用相場を、住宅金融支援機構が行った「フラット35利用者調査」の2023年度集計表をもとにチェックしてみましょう。(※表・文章中の金額は小数点以下切り捨てで記載しています)
建物・土地にかかる費用の両方をフラット35で借り入れた方のデータを参考に、平均の建設費を表にまとめました。
秋田県の平均 全国の平均
建設費 3,097万円 3,405万円
住宅面積 31.7坪(104.8㎡) 33.63坪(111.2㎡)
坪単価 約97万円/坪 約101万円/坪


秋田県における建設費の平均は、3,097万円。全国の平均額である3,405万円と比べると、約308万円安いことがわかります。なお、建設費の坪単価は約97.7万円/坪です。全国平均と比較すると大きな違いはありませんが、若干安いといえるでしょう。

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2023年度集計表
次に土地取得費の相場です。前述のデータをもとに、秋田県における土地取得費平均を、全国と比較しながら見てみましょう。
秋田県の平均 全国の平均
土地取得費 578万円 1,497万円
敷地面積 99.85坪(330.1㎡) 75.59坪(249.9㎡)


秋田県の土地取得費の平均は、578万円。全国平均の1,497万円と比較すると、約919万円も安くなっています。

なお、敷地面積の平均は99.85坪(330.1㎡)。あくまでもデータ上の話ですが、全国平均より24.26坪分広い土地を約919万円安く入手できることがわかります。同じ予算でも、秋田県ならデザインや機能にこだわった家が建てやすいでしょう。

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2023年度集計表
マイホーム計画をする家族と提案するスーツの男性
写真③マイホーム計画をする家族と提案するスーツの男性.jpg 64.32 KB
マイホームを購入するときは、手数料や税金などの諸費用もかかります。目安は、建物と土地にかかる費用全体の10~12%程度です。秋田県の建設費3,097万円と、土地取得費578万円を合計すると3,675万円。つまり、400万円前後の諸費用がかかるといえるのです。

そのため、諸費用を考慮せずに家づくりをしてしまうと、予算をオーバーしてしまう可能性も。3,500万円前後で予算を考えている場合は、諸費用に400万円程度かかることを念頭に置いて、マイホーム計画を行いましょう。

>>参考コラム:注文住宅の購入には諸費用がかかる!項目や費用の目安を知っておこう
諸費用が400万円と仮定すると、秋田県の注文住宅にかかる費用の総額は4,076万円になります。ただし、家のデザインや機能などにこだわりたい場合は、金額が高くなることも。そのため、この4,076万円はあくまでも目安としてお考えください。
COSTと書かれたブロックと人形とコイン
写真④COSTと書かれたブロックと人形とコイン.jpg 70.93 KB
秋田県の平均世帯年収から、建てられる住宅のコストを見てみましょう。「フラット35利用者調査」の2023年度集計表によると、土地・住宅にかかる費用の両方を借り入れた方の平均世帯年収は、584万円。また、マイホームにかかる費用全体を世帯年収で割って計算した年収倍率の平均は、秋田県で6.8倍、全国で7.6倍となっています。

このことから、世帯年収が584万円の場合、住宅コストを4,000万~4,500万円程度に納めておくと、家計を圧迫せずにローン返済できると考えられます。世帯年収は家庭によって異なるので、ご自身のケースで計算して予算を組みましょう。

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2023年度集計表

>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
毎月の返済額がどのくらいになるのかは、返済負担率で計算してみましょう。返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のこと。一般的に、25%以内であれば無理なく返済できるとされています。

秋田県の平均世帯年収である584万円で考えてみると、年間約146.2万円、つまり毎月約12.1万円以内で住宅ローンを組むのがおすすめといえます。住宅ローン会社の借り入れシミュレーションも活用しつつ、金利プランや返済期間を検討しましょう。

>>参考コラム:住宅ローンは金利が大事!0.1%の違いで返済額はどのくらい変わるのか解説
コストダウンのイラスト
写真⑤コストダウンのイラスト.jpg 62.32 KB
家づくりで節約できるポイントをご紹介します。「予算をオーバーしそう」「将来のことを考えてマイホームをちょっとでも安く手に入れたい」という方は、是非取り入れてみてください。

【節約のコツ】
・総2階建てにして床面積はできるだけ小さくする
・部屋数を少なくする
・シンプルな箱型の家にする
・水回りの設備を近い位置にまとめる
・収納スペースを1か所にまとめる
・設備にこだわりすぎない
・和室をつくらない


部屋数を少なくする、箱型の家にするといった工夫次第で、住宅コストの節約が可能です。また、トイレ・キッチン・洗面所・浴室などの水回りの設備をまとめることも、コスト削減につながるでしょう。

マイホームを予算内に収めたい場合は、妥協できるところとできないところを明確にすることが大切です。例えば、どうしても和室をつくりたいのなら、そのほかの部分で費用を抑えることを検討しましょう。ご紹介した節約のポイントを、是非家づくりにお役立てください。
家探しをする家族
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コストダウンだけに目を向けて家づくりをしてしまうと、大切なポイントを見落としてしまうことも。秋田県での家づくりに欠かせないポイントを確認しておきましょう。
秋田県は、基本的に日本海型の冷温帯気候に属する雪の多い地域です。2023年1~2月の日最高気温の月平均値を見ると、ほとんどの地域で5℃を下回っています。それに加え、12~2月の日最低気温の月平均値も多くのエリアで氷点下となっており、寒さへの備えが必要不可欠です。

そのため、秋田県で家づくりをするときは、断熱性・気密性を重視しましょう。断熱性・気密性にこだわれば、冷たい外気の影響を受けずに家のなかを温かく保てます。ヒートショックの予防や暖房代の節約にもなるので、検討してみてください。

家の断熱性を考えるときに知っておきたいのが、HEAT20です。HEAT20は、研究者や住宅生産者団体などが発足した一般社団法人の略称のこと。国が定めるものよりも、高い断熱水準を推奨しているのが特徴です。

R+houseは、HEAT20のG2レベルをクリアする家をつくっています。R+houseの高断熱高気密住宅なら、厳しい寒さの冬を特徴とする秋田県においても、快適な暮らしを実現できます。

参考元:秋田県|第2章 秋田県のすがた
参考元:気象庁|秋田県 2023年(月ごとの値) 日最高気温の月平均値(℃)
参考元:気象庁|秋田県 2023年(月ごとの値) 日最低気温の月平均値(℃)

>>参考コラム:快適な注文住宅は断熱(基礎断熱)がカギ!性能を高める方法を解説
秋田県でマイホームを建てるときは、地震への備えも重要になります。秋田県には、能代断層帯や北由利断層の地震により、震度7の揺れが想定されているエリアもあります。

そのため秋田県では、ハザードマップを確認しつつ、地震に強い家を建てる、避難所を確認するなどの対策が必要です。

R+houseは、建物全体を点ではなく面で支えられる耐震パネル工法を採用。そのため、最高等級である耐震等級3の注文住宅をご提供できます。

参考元:秋田県|秋田県地震被害想定調査 報告書 [概要版]

>>参考コラム:耐震とは?快適な暮らしに必要な耐震の知識|メリット・デメリットも解説
白と木目の外壁に植栽豊かな外観
写真⑦福岡県_白と木目の外壁に植栽豊かな外観.jpg 547.5 KB
秋田県における注文住宅の費用相場は、トータルで4,076万円。全国平均と比べると土地が大幅に安く手に入るので、その分デザインや性能にとことんこだわることができるでしょう。

R+houseは、建築家とともにデザイン性に長けた高性能の家をつくっています。質の良い材料をメーカーに直接発注するなどの工夫により、手の届きやすい価格でマイホームをご提供できます。注文住宅を検討中の方は、R+houseネットワークの工務店に是非ご相談ください。

>>秋田県で叶えるコストパフォーマンスに優れた注文住宅!R+houseネットワークのコストのしくみについてはこちら
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