注文住宅を建築する際の建築相場と土地の坪単価
まずは、注文住宅のコストについて、建築相場と土地の取得費用の観点から解説します。
建築費用の相場
注文住宅を建てた世帯の年収の平均
2022年に国土交通省が公表したデータによると、全国で注文住宅を建てた世帯の平均年収は801万円となっています。そのうち、年収の割合で多いのは400万~600円の世帯です。
しかし、10.8%の方が世帯の平均年収400万円以下で家を建てています。世帯年収が平均以下であっても、きちんとした資金計画を立てることで、注文住宅を建てることができるでしょう。
参考元:国土交通省「令和4年度 住市場動向調査報告書」
年収を踏まえて組む住宅ローンの目安
注文住宅を建てる際、住宅ローンを組む方がほとんどでしょう。住宅ローンを組む際に気をつけなくてはいけないのが、「無理のない返済が可能か」という点です。年収に見合った住宅ローンの借入額でないと、月々の返済が負担になる場合があります。注文住宅で夢のマイホームを手に入れたとしても、生活にまで支障をきたしては意味がありません。
月々の返済額を決めるための指標のひとつに「返済負担率」があります。返済負担率は、年収に占める年間返済額の割合のことです。住宅ローンを組める多くの金融機関では、返済負担率を25%~35%ほどに設定している場合が多く、一般的には25%以内におさめるのが、返済するのに無理のない範囲とされています。
また、住宅ローンでは、「いくらまで借りられるのか」という点もポイントといえます。以下では、年収500万円の世帯を例にしてどの程度、借りられるのかを表で示します。ひとつの例として参考にしてみてください。
・年収500万円の世帯で返済負担率25%の場合は、毎月返済額10.4万円です。
(500万円×25%÷12ヶ月=10.4万円(毎月返済額))
・頭金なし
・間固定金利1.5%
返済期間 | 借入可能額 |
20年 | 2,155万円 |
30年 | 3,013万円 |
35年 | 3,397万円 |
>>参考コラム:注文住宅を検討中の方必見!住宅ローン情報まとめ|組む手順や注意点も解説
長野県で注文住宅を建てる時にコストを抑えつつも外せないポイント
最後に、長野県で注文住宅を建てる際、コストを抑えつつも外せないポイントについて解説します。
家づくりでコストを抑えるポイント
家づくりでコストを抑えるポイントとしては、以下が挙げられます。
・床面積を小さくして、住宅の形はシンプル
・ドアや窓の数は必要最低限
・水回りの設備を近い位置に配置
家づくりで、住宅性能を落とさずコストを抑えるには、まず床面積と住宅の形がポイントです。同じ延床面積で住宅を建てる場合、平屋建てよりも総2階の住宅のほうが、基礎部分や屋根の面積が小さくすむため、建築費が安くなる傾向があります。また、住宅の形状は、外壁の表面積を最小限にできるシンプルな箱型の注文住宅がおすすめです。
室内においては、ドアや窓の数を必要最低限にすることがポイント。ものにもよりますが、ドアや窓一つ減らすだけで10万程度安くなります。とはいえ単にドアや窓を減らしてしまうと、自然光が室内に入りにくい・換気が困難といった問題も発生しやすくなるため、間取りを工夫する必要があるでしょう。
最後に、水回りの設備です。住宅内でお風呂やトイレ、キッチンなどの位置が遠くなると、配管が複雑になり、配管設備のコストが余計にかかってしまいます。そのため、
水回りの設備は、近い位置に配置するのが良いでしょう。>>参考コラム:平屋と二階建てならどっちを選ぶ?コストや利便性などを徹底比較!
長野県で注文住宅を建てる際に外せないコストを抑えるポイント
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注文住宅を検討する際、まずは予算を明確にすることが重要です。土地の価格は、土地の利便性や土地の形、広さなどさまざまな要素によって変動します。建物自体もこだわるポイントによって、費用が異なるでしょう。そのため、家を建てる地域に精通した、建物の性能について信頼できる住宅会社に依頼することが大切です。
R+houseネットワークでは、土地の特徴や建主のニーズを汲んだ住宅設計を行っています。また、コストを抑えつつ、機能性とデザイン性のどちらも優れた注文住宅の提供を可能にしています。
長野県で注文住宅を建てる際は、是非R+houseネットワークの工務店にご相談ください。
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