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北海道で注文住宅を建てる際の建築相場と坪単価!年収に見合った家づくりとは?

更新日 2024.09.04 / 公開日 2024.10.15
#マイホーム #一戸建て #注文住宅 #新築 #コスト

日本最北端にある北海道。豊かな自然や魚介を使ったグルメなどで知られるエリアです。そんな北海道で注文住宅を建てる際に参考にしたい、およその建築相場や坪単価をまとめました。また、北海道の平均年収から見る、無理のない住宅コストや月々のローン返済額の目安、北海道の家づくりにおいて外せないポイントなどもご紹介します。北海道ならではの特徴を生かした、素敵な住まいを手に入れましょう。

テラスの風景が見える開放的な広い玄関
目次

計算機と家と円マーク
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まずは、北海道の建築相場と、およその坪単価をチェックしていきましょう。地域の特徴も一緒にまとめました。
北海道は、オホーツク海と太平洋、日本海の三海に囲まれた島で、中央あたりには石狩山地や日高山脈といった山々がそびえたっています。道内のおよそ7割を森林が占めているとされ、自然に恵まれた環境が特徴です。また、冬は寒さが厳しく、積雪量が多い点も北海道の特徴。「阿寒摩周国立公園」などの美しい自然がある国立公園や、「小樽三角市場」といったグルメスポットなど、観光客も多く訪れる場所です。
北海道は、市町村数179、35市・129町・15村(北方領土を除く)が存在し、大きくは14エリアに分けられます。エリアごとに環境や雰囲気が異なるため、注文住宅を建てる際には理想の暮らしにマッチする場所を選びましょう。

参考元:北海道公式観光サイト|観光スポット

COSTと書かれたブロックと人形とコイン
写真③COSTと書かれたブロックと人形とコイン-min.jpg 28.07 KB
2022年度の「フラット35利用者調査報告」によると、北海道での注文住宅建設相場は、3,769万円。全国平均の建築相場が3,715万円なので、全国平均よりも高い金額です。北海道での注文住宅が他県よりも高い傾向にある理由としては、厳しい寒さに対応した住宅を建てるため、性能に配慮した設計を取り入れるケースが多いことが考えられます。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2022年度集計表」
北海道の坪単価は、およそ29万円です。なかでも県庁所在地である札幌市の坪単価は68万円と、平均よりも高くなっています。都会的で便利な暮らしをしたい方には向いているエリアですが、コストが多くかかることを念頭に入れておく必要があるでしょう。

より低コストで注文住宅を建てたい場合には、島牧村や泊村といった坪単価が1万円台のエリアがおすすめです。ほかにも、西興部村や音威子府村など、坪単価が1万円以下の地域もあります。ただし、こういった坪単価が安いエリアのなかには、山林に囲まれ、交通の便が悪い、冬になると積雪量が多いなど、暮らしにくさを感じる場合もあるため、周辺環境をしっかり確認して土地探しすることが大切です。

参考元:土地代データ|北海道2024年[令和6年] 公示地価

>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!

住宅ローンと書かれたブロックと家
写真④住宅ローンと書かれたブロックと家-min.jpg 68.47 KB
続いて北海道の平均年収と、それに見合った住宅コストをチェックしていきます。無理のない範囲で住宅ローンの返済ができるよう、資金計画を立てる際の参考にしてみてください。
2022年度の「フラット35利用者調査報告」によると、北海道で注文住宅を建てた世帯の平均年収は、およそ679万円でした。月収に換算すると57万円。ただし、スキルや職種、勤務地などによって金額に差がある場合もあります。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査報告」
注文住宅を購入する際、年収の5~6倍程度の価格の住まいを購入するのが目安とされています。つまり、北海道の場合は、3,398~4,077万円を目安に注文住宅を購入すると良いでしょう。一般的に住宅の建築費用と土地代の80%を上限として住宅ローンが借りられるとされているため、頭金などの自己資金をある程度用意して、目安価格よりも高めの住宅購入を検討するのもひとつの方法です。

月々のローン返済額の目安は、年収の25%が無理のない金額とされています。北海道の場合、679万円の25%は約170万円。これを月々の支払額に換算すると約14.2万円です。光熱費やメンテナンス費用など、ローン返済額以外の費用が必要であることも念頭において、計画的な資金計画を立ててみてください。

>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説

ポイントを説明するスーツの女性のイラスト
写真⑤ポイントを説明するスーツの女性のベクターイラスト素材.jpg 70.37 KB
北海道で注文住宅を建てる際には、いくつか注意したいポイントがあります。より快適な暮らしができるよう、どのような点に配慮すべきかチェックしていきましょう。
北海道は、日本の最北端に位置しており、年間平均気温は5~10度と、全国的にも低い傾向です。冬場の最も寒い月では、平均気温が0度を超えることがなく、1~2月ごろにはオホーツク海で流氷が見られるなど、厳しい寒さです。そこで、より暖かく快適な暮らしをするために、高断熱の住まいを意識することが大切。また、暖かい空気を外に逃がさず、冷たい空気を室内にできるだけ入れない気密性にも配慮しましょう。さらに、冬場に暖房が欠かせない北海道では、室内の空気がこもって汚れてしまわないよう、適度に換気ができる設計にすることもポイントのひとつです。

R+houseでは、地域の特徴にマッチした住まいづくりをサポートしています。アフターサポートについても充実しており、北海道の厳しい環境でも、長く快適に過ごせる注文住宅を提案。物流コストをカットし、建築建材の共有寸法のまま建てられる設計を提案するなど、徹底的に無駄を省くことで、高機能でありながら、コストパフォーマンスに優れた住まいを手掛けています。

参考元:北海道|北海道データブック 北海道のすがた - 自然・気候

>>参考コラム:快適な注文住宅は断熱(基礎断熱)がカギ!性能を高める方法を解説
北海道では、冬になると雪が降る地域がほとんどです。雪は、地面だけでなく屋根にも積もるため、積雪量に見合った屋根の形状に設計しましょう。屋根に積もった雪を除雪するのは危険であるため、雪下ろしをする必要がない形状にするのが基本です。具体的には、M字のスノーダクト式が代表的。スノーダクト式の屋根は、M字型の中心部分にたまった雪を、ヒーターや生活排水で溶かし、スノーダクトに流し込むことで除雪する屋根です。また、隣の家に雪を落とさないよう、平らな形をしたフラットルーフ式もあります。どの形状の屋根が良いか、プロとしっかり相談して決めましょう。

R+houseネットワークの工務店では、北海道に適した屋根の形状に合わせて、建築家と一緒に外観にもこだわった家づくりが叶います。

参考元:気象庁|2022年 北海道地方 1月の天候

下さがりの矢印とCOSTと書かれたノート
写真⑥下さがりの矢印とCOSTと書かれたノート-min.jpg 66.75 KB
厳しい寒さにさらされる時期の長い北海道では、断熱・気密性といった優れた機能性を取り入れる、屋根の形状に注意するなど、住宅建設には多くの配慮と費用が必要です。また、注文住宅を建てた後にも、冬場の光熱費が高くつくことも。そこで、できるだけ注文住宅の建設費用をカットする方法があればうれしいですよね。最後に、注文住宅の建設時のコストをできるだけ抑える方法をご紹介しましょう。
できるだけ部屋数を少なくする、収納スペースを1カ所にまとめるなどして間取りをシンプルにすることで、壁やドア、クロスの費用をカットできます。また、窓の数を減らす、水回りは1カ所にまとめて排水管工事の費用を抑えるといった方法もおすすめです。
北海道の自治体のなかには一定の条件を満たすことで、住宅に関する補助金制度があります。例えば、札幌市では、高断熱・高気密の新築住宅を建てる際に費用の一部を補助する「札幌版次世代住宅補助制度」を実施。ほかにも、北広島市の太陽光発電システム・定置用蓄電池などの省エネ機器の設置に必要な費用の一部を補助する「住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金」などが代表的です。注文住宅を建設するエリアの自治体の公式ホームページなどをチェックして、補助金の有無や詳細を確認しましょう。

参考元:札幌市「住まいに関する主な支援制度」
参考元:北広島市「北広島市住宅用再生可能エネルギー及び省エネルギー機器設置補助金」

>>参考コラム:新築住宅を建てるときに使える補助金は?注文住宅はお得に建てよう!

グレーと木張りの外壁の家
写真⑦徳島県_グレーと木張りの外壁の家-min (1).jpg 140.5 KB
北海道は、広大な土地面積と、豊かな自然が特徴の地域です。エリアによって気候や環境が異なるため、気に入った土地を見つけ注文住宅を建てましょう。北海道で注文住宅を建てる際には、断熱性や気密性に配慮し、寒さの厳しい冬を快適に過ごせる工夫を凝らすことが大切です。そんな機能性に優れた住まいを建てたい方はR+houseネットワークの工務店にお任せください。長く快適に暮らせるよう、アフターサポートが充実しています。もちろん、デザイン性にも配慮しており、理想的な家づくりをサポート。年収に見合った無理のない予算で、快適かつおしゃれなマイホームを一緒に完成させましょう。

>>北海道の寒い冬でも快適なマイホームを手の届く価格で建てられる!R+houseネットワークのコストのしくみについてはこちら
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