岩手県でマイホームを建てる場合の相場は?
岩手県でマイホームを建てる場合、土地購入や住宅の建築にどの程度の費用がかかるのでしょうか?
岩手県の建築相場と坪単価をチェック
岩手県における木造建築の工事費用(2024年)を見てみると、22.2万円/㎡となっています。これは、全国平均20.7万円/㎡をやや上回る価格です。
続いて坪単価を見ていきましょう。岩手県における住宅地地価公示価格(2024年)を参考にしたところ、1坪あたりの建築費である「坪単価」は、およそ114,631円/坪(34,676円/㎡)となっています。
平均的な広さの土地と住宅を購入するといくらかかる?
住宅購入には諸経費もかかる
住宅を購入する際には、土地・建築代以外にもさまざまな諸費用が発生することも考慮しておきましょう。
注文住宅にかかる諸費用の目安は土地・建物の総額の約10%と、まとまった金額になるうえ、基本的に現金で支払う必要があります。注文住宅にかかる諸費用の主な内訳は、以下のとおりです。
〈土地購入・住宅建築にかかる主な諸費用〉・印紙税
・登録免許税
・登記を行う司法書士への報酬
・不動産取得税
・地盤調査費用
・建築確認申請費用
・水道や電気などの引き込み工事
・地鎮祭、上棟式の費用 など
〈住宅ローン利用時にかかる諸費用〉・印紙税
・登録免許税
・司法書士報酬
・手数料
・保証料
・団体信用生命保険料
・火災保険料や地震保険料 など
上記の他にも、引っ越し代や家具・家電・インテリアなどに費用がかかることも考慮しておきましょう。また、住宅ローンにかかる諸費用の金額は、金融機関によっても変わります。借入先などに悩む場合は、ハウスメーカーや工務店に返済計画も含め、相談してみると良いでしょう。
>>参考コラム:注文住宅の購入には諸費用がかかる!項目や費用の目安を知っておこう>>参考コラム:住宅ローンにかかる諸費用はいくらくらい?種類や節約方法も解説
年収を踏まえて建てるべき住宅のコストと月々の返済額
ここからは、岩手県で注文住宅を建てた世帯の平均年収を踏まえ、適正な住宅コストとともに月々の返済額の目安について解説します。
岩手県で、2022年度に住宅ローン「フラット35」を利用して土地付き注文住宅を購入した方の世帯年収は平均568万円。
住宅ローンを利用する場合、無理なく返済できる借入額の目安は年収の5~6倍以内といわれています。世帯年収568.3万円の場合、年収の5倍で約2,840万円・年収の6倍で約3,400万円が住宅購入予算の目安となるでしょう。
さらに住宅ローン返済額は、年収負担率(年間返済額が年収に占める割合)が25%以内であれば理想的な割合です。住宅ローンを組むときは、税金や社会保険料などが引かれる前の「額面」ではなく、「手取り」で計算することが重要。
仮に年収500万円の場合、手取りはおよそ400万円です。ボーナスを考えなければ、手取り月給は33万円。
無理のない住宅ローン返済額の目安は、月々8万2,500円ほどとなります。参考元:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」 住宅ローンの借入額は、将来のライフプランに合わせて検討することも大切です。生活費に加えて出産費用や入学費用など、人生のどのタイミングでどのくらいの費用がかかるかを踏まえて、月々の返済額を考える必要があります。予想外の出費で慌てないためにも、具体的な資金計画を立てておくと良いでしょう。
「家計に合った返済額を自分で決めるのは難しい」という場合、ハウスメーカーや工務店に相談することも一つの方法です。
R+houseネットワークの工務店では、無理のない資金計画で充実した暮らしが実現できるよう、返済シミュレーションを行いながら最適な家づくりの提案をしています。注文住宅のお金にまつわる不安や疑問がある方は、ぜひご相談ください。
>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
岩手県の家づくりで外せないポイント解説
東北地方に位置し、北海道に次ぐ広い面積をもつ岩手県。秋田県との県境である西側には奥羽山脈、太平洋に面する東側には北上高地が南北に広がっています。それらの間には、北上川・馬淵川添いの平野部が広がります。
このような地形により、岩手県の気候はエリアによってさまざまです。奥羽山脈の山沿いの地方は冬の積雪量が多く、北上高地は夏・冬、昼・夜の温度差の大きい高原性の気候を示します。平野部は冬の寒さがきびしく、夏は暑い内陸性の気候。沿岸部は海洋性の気候ですが、寒流の影響によって全般的に気温が低いことが特徴です。
四季を通じて美しい自然景観が楽しめる岩手県ですが、平均気温がマイナスに達することもあるほど冬の寒さがきびしいことは考慮しておく必要があります。
暖房機器に頼りすぎず快適に暮らせる注文住宅に外せないポイントは、「断熱性と気密性」。高断熱・高気密を担保した注文住宅なら、暖冷房のランニングコストを抑えることにつながります。さらに、建築コストを抑えるための技術と知識を持つハウスメーカー・工務店を選ぶことも大切です。無理のない資金計画で、満足のいく家づくりを叶えましょう。
参考元:盛岡地方気象台「岩手県の気候特性」 参考元:岩手県「岩手県の面積・気候」 >>参考コラム:快適な注文住宅は断熱(基礎断熱)がカギ!性能を高める方法を解説
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