熊本県の建築相場と坪単価
まずは、熊本県の建築相場と坪単価について見ていきましょう。
建築相場
国税庁が発表した令和5年における、熊本県の1坪あたりの構造別工事費用は以下の通りです。比較できるように()内には全国平均を記載しています。
【木造】
60万円(58万円)
【鉄骨鉄筋コンクリート造】
87万円(87万円)
【鉄筋コンクリート造】
91万円(91万円)
【鉄骨造】
89万円(89万円)
熊本県の建築相場は、全国平均とほぼ同じくらいと言えるでしょう。
参考元:国税庁|地域別・構造別の工事費用表(1m当たり)【令和5年分用】
坪単価
注文住宅を建てた世帯の平均年収
年収を踏まえて建てるべき住宅のコストとローンの月々の返済額
注文住宅を建てる際、8割以上の方が利用するといわれている住宅ローン。
住宅ローンを組む際は、世帯の年収を踏まえた上で、どのくらいのコストの住宅を建てるのか検討する必要があります。以下では、年収を踏まえた最適な住宅のコストに加え、月々のローンの返済額について紹介していきます。住宅金融支援機構が行った2021年度のフラット35利用者調査から、熊本県のデータを見ていきましょう。
| 注文住宅 | 土地付注文住宅 |
年齢 | 45.1歳 | 38.2歳 |
世帯年収 | 約528万円 | 約584万円 |
土地代 | 0円 | 約909万円 |
建設費 | 約3,383万円 | 約3,092万円 |
手持金 | 約427万円 | 288万円 |
民間金融機関からの借入金額 | 約913万円 | 約196万円 |
月々の返済額 | 約9.4万円 | 約11.3万円 |
総返済負担率 | 22.5% | 24.8% |
表の一番下にある総返済負担率とは、年収に対して返済額が占める割合のことです。
住宅金融機構では、無理のない適切な資金計画を立てられるように、年収400万円未満なら30%以下、400万円以上なら35%以下と基準を設けています。これを1つの基準として、注文住宅の予算を検討すると良いでしょう。
参考元:三井住友信託銀行|住まいと資産形成に関する意識と実態調査(2022年)
参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2021年度集計表」
>>参考コラム:注文住宅を検討中の方必見!住宅ローン情報まとめ|組む手順や注意点も解説
注文住宅を建てる際に発生する諸経費の目安
家づくりの際は、土地代と建物代に加え、いつくかの諸経費が発生します。諸経費も頭に入れて資金計画を立てなければ、後から予算オーバーとなったり、こだわりたい部分にお金をかけられなかったりなどの事態が起きてしまいます。家づくりにおける諸経費の目安は、土地代+建物の建設費の10~12%。
例えば、1,000万円の土地に、3,000万円の住宅を建てた場合、4,000万円の10~12%、つまり400~480万円が諸経費の目安と算出できます。以下は家づくりに際して発生する、諸経費の一例です。
土地関連の諸経費
・不動産取得税
・登録免許税
・印紙税
・仲介手数料
・司法書士報酬
建物関連の諸経費
・地盤調査費用
・建築確認申請費用
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税
・司法書士報酬
・建築設計費
・ライフラインの引き込み工事費
・外構工事費
・地鎮祭、上棟式にかかる費用
住宅ローン関連の諸経費
コストを抑えて家を建てるポイント
ここでは、コストをできるだけ抑えつつも理想の家を叶えるために意識してほしいポイントを紹介していきます。
家の形をシンプルにする
コストをできるだけ抑えて家づくりをしたい方は、家の形をシンプルな箱型にするのがおすすめです。柱や外壁の表面積を減らせ、材料費の節約になります。また、1階と2階の柱や壁の位置が一致すると、耐震性の向上が期待できます。万が一大きな地震が起きても、耐震性が高いため、修繕費がかかりにくくなるでしょう。
設備の数を減らす
例えば、ドアや窓の数を最小限にするのも、コストを抑えた家づくりのポイント。窓の数を1つ減らすだけでも10万円ほど節約ができる場合もあります。また、照明器具やコンセントについても、実際の生活をイメージしつつ数を見直してみましょう。設備のランクを下げたり、種類を変えたりして節約するのもおすすめです。
水回りや収納を一箇所にまとめる
お風呂や洗面台、トイレなどの水回りが散らばっていると配管が複雑になるため、余計なコストがかかりやすくなります。また、収納を各部屋に配置するとその分材料費や施工費が余計にかかるでしょう。こういった理由から水回りや収納は一箇所にまとめることで、コストダウンが目指せます。
床面積を小さくする
コストを抑えた家づくりを目指すなら、総2階の住宅にして床面積を抑えるのがおすすめです。総2階とは、1階と2階が同じような作り・面積の住宅のこと。同じ床面積の平屋や部分2階建ての家よりも、屋根や基礎部分が少なくて済むので節約になります。
和室を作らない
和室は洋室よりも材料費や施工費が高い傾向にあります。加えて、和室に使われる襖や畳は、定期的なメンテナンスが必要なため、コストを抑えた家づくりには向いていません。
コストを抑えつつ地域によって外せないポイント
熊本県で年収を考慮した快適な家づくりならR+houseネットワークの工務店へ
「年収が平均よりも低いから理想の住まいが建てられない」といった心配は不要です。年収を踏まえて建てるべき住宅のコストや月々の返済額は大体決まっていますが、コストを抑えた家づくりのポイントを押さえれば、理想の住まいへ近づくでしょう。
R+houseネットワークの工務店では、お客様の理想を、無理なく無駄なく叶えるお手伝いをしています。家づくりに関して不安がある方は、是非一度R +houseネットワークの工務店へご相談ください。ライフプランや資金計画について一緒に考えましょう。
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