注文住宅を建てる土地探しでチェックすること
注文住宅を建てるには、まず理想の土地を見つけることからスタートします。まずは、土地探しの際に見ておくべきチェックポイントをご紹介しましょう。土地を見極めるためのチェック事項は下記を参考にしてみてください。
周辺の生活環境
最寄り駅やバス停、子どもの通う保育園や学校までの距離、最寄りの病院、公共施設、スーパーなど買い物施設、緑地や公園、隣地の建物形状
インフラ
水道・下水・ガスの整備状況、土壌汚染の心配
法規制、道路
前面道路の幅や私道・公道、用途地域、地目、建ぺい率・容積率、敷地における制限(北側斜線制限・道路斜線制限)、条例や建築協定
土地の面積や形状、高低差、災害リスク
土地の形状(整形地・不整形地)、盛土工事の必要性、崖崩れ・土砂災害などの災害リスク(過去の災害も)
地盤
地盤調査の必要性、ハザードマップ上での確認
敷地における権利関係
敷地境界線が確定しているか、取得権利について(所有権・借地権・定期借地権など)、土地の所有者の確認、抵当権の設定有無
土地探しに大切な3つのポイント
ここからは、事前に知っておきたい土地探しに大切なポイントを3つご紹介します。土地探しを始める前に、まずは下記のポイントを整理しておきましょう。
理想とする暮らしを具体的にイメージしておく
自分にとって満足度の高い土地を探すためには、これから理想とする暮らし方を想像することが大切です。「どんな環境で、どんな毎日を送りたいのか」など、具体的なイメージができていないまま土地探しをしていても、自分たちに合う土地はなかなか決められません。
自分はもちろんのこと、一緒に暮らす家族の未来を考えて、毎日の暮らしやそれぞれのライフスタイルをイメージしてみましょう。理想の暮らしが想像できれば、おのずとそれを叶えるための土地の希望条件も見えてくるはずです。
外せない条件を書き出して優先順位をつける
理想とする暮らしのイメージがついたら、次はその暮らしを叶えるために必要となる希望条件を書き出し、優先順位をつけていきましょう。
例えば、毎日の通勤通学における利便性を重視するなら「駅から徒歩5~10分以内の場所」、快適な室内空間を叶えたいなら「日当たり・風通しの良さ」「土地面積が〇坪以上」などの希望条件を書き出していきます。
しかし、すべてを完璧に満たす土地を見つけるのは難しいものです。絶対外せない条件を決めたり、希望条件の中でも優先順位をつけておいたりするといいでしょう。
現地へ足を運び自分の目で土地をチェックする
希望条件を満たす土地が見つかったら、実際の土地を自分の目で確認しましょう。実際に足を運ぶことで、図面上では見えていなかった土地の特徴を知れるはずです。また、平日と休日・時間帯などで周辺の雰囲気が異なるエリアも多くあります。可能であれば、さまざまな曜日や時間帯を見るために、複数回にわたり現地へ行ってみるのがおすすめです。現地におけるチェックポイントは、下記の項目を参考にしてみてください。
・日当たりの良さ
・風通しの良さ
・騒音(周辺の施設、道路など)
・近隣住民の人柄、境界線の有無
・前面道路の幅員
・水はけのよさ
・最寄り駅へのアクセス
・建築における障害物(樹木・電柱・ガードレールなど)
・ゴミ捨て場の位置
チェックする際には、近隣の雰囲気や安全性を確認するためにも、土地の周辺を徒歩で探索することをおすすめします。実際に歩いてみると、周辺施設を知れたり、道路の交通量も体感できたりするでしょう。もし気になることがあれば、近隣住民の方に質問してみるのもひとつの手です。
注文住宅を建てる土地探しの注意点
注文住宅を建てる土地探しの際には、どのような点に注意するといいのでしょうか。ここでは、土地探しをする上でよくある悩みを例に挙げて、注意点をまとめていきます。
地探しに時間をかけすぎない
「いつまで経っても、理想の土地と出会えない」と、土地探しのゴールが見えなくなってしまう人も少なくありません。土地探しに時間がかかる人は、「どのような土地ならば購入するのか」といった条件が定まっていないケースが多いことも。じっくり考えていても、良い条件の土地はすぐに買い手が見つかってしまうもの。できるだけ、土地探しには時間をかけずに決断することも大切です。土地探しに難航してしまったら、土地探しの主軸となるエリア・予算を再確認して、希望条件の優先順位づけを再考してみましょう。
地盤・建築条件・建ぺい率・容積率などを確認する
土地探しの際に、現地見学ではわからない情報も多々あります。例えば、特に注意しなければならないのが、災害リスクです。中には、地盤が軟弱で地盤改良工事が必要になる土地もあります。どのような災害リスクが考えられるか、ハザードマップなどを活用して確認しておきましょう。過去に、地盤沈下・液状化現象などが発生している土地は避けた方が無難です。
また、土地ごとにさまざまな法規制が定められています。都市計画法や建築基準法、道路法は必ず確認してください。家を建てる時には、その土地の面積がすべて住宅の広さに当たるわけではありません。土地の建ぺい率(床面積)、容積率(総面積)も必ず見ておきましょう。希望する住宅の広さ(面積)が確保できるかどうか、事前にチェックしてください。
不動産会社だけでなく住宅会社や工務店から情報を得る
土地を探す時の手段としては、自分で希望エリアの土地をWeb検索したり、不動産会社に足を運んだりする方が多いかもしれません。しかし「不動産会社を数社まわっても、なかなか理想の土地が見つからない」といった悩みを抱える方も少なくないのです。
そんな時には、マイホームに関することや家づくりの予算、地域の情報に精通した、住宅会社や工務店に相談して情報を得る方法がおすすめです。理想とするライフスタイルをもとに家の建築プランから相談にのり、あなたにピッタリの土地を一緒に探してくれます。また、土地だけを探すのではなく、建築のプロの視点からその土地に家を建てる際のメリット・デメリットなどを教えてくれかもしれません。
土地探しにお悩みならR+houseにご相談ください!
今回は、土地探しのポイントや注意点についてご紹介しました。R+houseは、デザイン・機能性を兼ね備えた、お客様にピッタリの注文住宅を提案する住宅会社です。家づくりにおける希望条件を聞かせていただき、理想のカタチをつくり上げます。
R+houseネットワークの工務店では、家づくりに関する資金計画相談、注文住宅を建てる土地探しも一緒に行うことが可能です。理想の土地が決まったら、敷地調査(土地の測量や法規制の調査など)や、建築プラン打ち合わせまで一貫して行い、お客様の家づくりを全力でサポートします。住宅建築のプロが土地探しのポイント、トラブル回避方法などをお伝えする勉強会も開催しています。ぜひ、土地探しのお困りごとや不明点があれば、お近くのR+houseネットワークの工務店までお気軽にご相談ください。
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