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【東京都】注文住宅の建築費用相場と坪単価!年収を考慮した住宅ローンの目安

更新日 2024.08.27 / 公開日 2024.09.27
#コスト #一戸建て #注文住宅 #新築 #マイホーム

「東京都に注文住宅を建てたいけれど、建築費用相場がわからない」そんな悩みをお持ちではありませんか?マイホームの購入時には、地域の建築費用相場や年収に応じて予算を決める必要があります。今回は、東京都における注文住宅の建築費用相場と坪単価、平均年収、月々の住宅ローン返済額の目安をまとめて解説!東京都に注文住宅を建てるときに欠かせない2つのポイントもご紹介するので、最後までチェックしてみてください。

黒い外壁に木材の玄関ポーチとフェンスがおしゃれな家
目次

天秤に乗った家とお金のイラスト
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まずは、東京都に注文住宅を建てるときの費用相場と坪単価を確認してみましょう。
国税庁によると、2024年に東京都で建築された木造住宅の工事費用平均は、1坪あたり約72万円です。全国の工事費用平均が約68万円のため、少し高めであることがわかります。
また、東京都内に建てられた注文住宅(土地付き)の平均住宅面積は約30坪。東京都内に約30坪の注文住宅を建てる際の建築費用は、以下の計算方法で算出可能です。

72万円/坪(木造住宅の工事費用)×30坪(平均住宅面積)=2,160万円(注文住宅の工事費用)

東京都の注文住宅にかかる建築費用は、2,100~2,200万円程度が相場となっています。

参考元:国税庁|地域別・構造別の工事費用(1㎡当たり)【令和6年分用】
2024年時点での東京都にある住宅地の坪単価平均は、約157万円。全国の住宅地における坪単価平均は約43万6円となっており、約3.6倍の坪単価であることがわかります。
東京都で実際に売買された注文住宅(土地付き)の敷地面積平均は約35坪。東京都内で35坪の土地を購入するときの費用は、以下の計算で算出可能です。

157万円(坪単価)×35坪(敷地面積)=5,495万円(土地代)

東京都に注文住宅を建てるときには、土地代としてかかる費用を5,500万円程度と想定しておくと良いでしょう。

参考元:地価公示・地価調査(基準地価)マップ|東京都 公示地価

>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!

住宅ローンと書かれたブロックと家
写真③住宅ローンと書かれたブロックと家-min.jpg 68.47 KB
続いて、東京都で注文住宅を購入した世帯の平均年収と注文住宅建築にかかったコスト、月々の住宅ローン返済額をご紹介します。
東京都で注文住宅(土地付き)を購入した世帯の平均年収は、837万円でした(※2022年度住宅金融機構調査より)。全国的な平均年収は、659万円。全国の平均年収と比べると、東京都は約1.27倍の平均年収となっており、比較的高めであることがわかります。
しかし、坪単価が全国平均よりも約3.6倍となっている東京都では、住宅ローンを無理なく返済できるプランで組んでおく必要があるでしょう。

R+houseネットワークでは、年収をもとにした返済シミュレーションを行っています。現状の世帯収入で住宅ローンを返済できるか気になっている方は、お気軽にシミュレーションしてみてください。

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査(2022年度集計表)

>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
東京都で注文住宅(土地付き)を購入した世帯が住宅にかけた費用やローン返済額の平均は、以下の通りです。(※2022年住宅金融機構調査より)

                                
世帯年収837万円
住宅面積/敷地面積約30.6坪/約36.4坪
建設費(諸経費・別途工事費含む)2,960万円
土地取得費3,662万円
手持金978万円
機構買取・付保金(フラット35)5,367万円
その他からの借入金(合計)277万円
1ヶ月あたり予定返済額17.49万円

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査(2022年度集計表)

こちらの調査結果から、東京都で注文住宅(土地付き)を購入するときの費用相場は、約6,600万円(建設費+土地取得費)。これは、年収の約7.9倍に相当する金額です。月々のローン返済額は、17万円前後をイメージしておきましょう。

>>参考コラム:住宅ローンの審査から借入までを解説!通過の基準やローンの選び方も

住宅のチェックポイント
写真④住宅のチェックポイント.jpg 80.09 KB
建築費用と土地代がともに高めである東京都では、少しでもコストを抑えて注文住宅を建てたいもの。しかし、東京都で長く快適な生活を送るためには、欠かせない2つのポイントがあります。それぞれのポイントについて詳しく解説します。
都市化が進んでいる東京都では、都市気候に対応した家づくりが大切です。都市気候とは、ビルや舗装した道路、車両などが密集することで起こる特有の局地気候のこと。エネルギー消費量が増えると、局地的に高温地域が現れるヒートアイランド現象が生じます。夏の最低気温が明け方になっても25℃以下にならない熱帯夜もこの気候地域で起こりやすい現象です。東京都で長く快適に暮らし続けるためには、年々発生頻度が増しているこのヒートアイランド現象や熱帯夜に対応できる家づくりを実現する必要があります。
都市気候の特徴が顕著に現れる東京都では、建物の断熱性と気密性を高めることが大切です。断熱性を高めることで外の熱気を遮断、気密性を高めることで室内に冷気を留めておくことができます。

>>参考コラム:注文住宅を建てるなら性能が重要!住宅性能の種類からメリットまで解説
東京都の刑法犯発生状況は、2021年まで下降傾向をたどっていましたが、2022年の75,288件以降は上昇傾向に転じ、2023年には89,098件にまで増えています。2023年の侵入窃盗の認知件数は2,147件。その中で、一戸建て住宅での侵入窃盗発生割合は19.7%となっています。住宅への侵入窃盗発生件数はそれほど多くはありませんが、刑法犯罪の発生件数自体が増え始めている現状では、住宅セキュリティも強化しておくと安心できるでしょう。
一戸建ての住宅であれば、門扉をつくりインターフォンを設置する、窓やドアなどの侵入経路にCP部品(防犯性能の高い建物部品)」を採用するなどの方法でセキュリティを強化できます。建物のセキュリティを強化し、安心して暮らし続けられるマイホームを実現しましょう。

参照元:東京の犯罪|令和5年版

>>参考コラム:注文住宅を建てる時に考えるべき防犯対策は?おすすめの防犯グッズもご紹介

大きな植物があるカフェのような明るいLDK
写真⑤神奈川県_大きな植物があるカフェのような明るいLDK.jpg 241.03 KB
東京都に注文住宅を建てるときの費用相場と坪単価、平均年収、月々の住宅ローン返済額の目安、東京都に注文住宅を建てるときに欠かせない2つのポイントをまとめてご紹介しました。全国平均と比べて建築費用と土地代が高めである東京都では、年収を考慮した無理のない返済プランを立てることが大切です。R+houseネットワークの工務店では、高断熱・高気密の住宅性能とコストパフォーマンスを考慮した家づくりを行っています。R+houseネットワークの工務店で高い住宅性能と低コストを実現した家づくりを実現してみませんか?

>>東京都でおしゃれで高性能なマイホームが手の届く価格で叶う!R+houseネットワークのコストのしくみについてはこちら
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