そもそも住宅ローンの金利とは?
写真②住宅ローン-min.jpg 62.23 KBはじめに、住宅ローンの金利についておさらいしておきましょう。住宅ローンを検討する際、注目しておきたいのが「金利」です。
金利とは、お金を借りた際に、元金に対して払う利息の割合を指します。例えば、年1.5%の金利で1,000万円借りると、年間15万円の利息がかかるのです。
そして、住宅ローンの金利には3つのタイプがあります。詳しく見ていきましょう。
変動金利型
変動金利型は、経済情勢の影響を受けて金利が変動するタイプです。一定期間ごとに金利や毎回の返済額が見直されるのが特徴。市場金利が上がると住宅ローンの金利も上昇するため、返済額が増加するリスクがあります。一方で、他の金利タイプと比べ金利が低い傾向にあるのがメリットです。また、金利が下がった場合には、返済総額が抑えられる利点もあるでしょう。
全期間固定金利型
借入時の金利が住宅ローンの返済期間中に変動しない、全期間固定金利型。毎回の返済額が一定のため返済計画を立てやすく、家計管理もしやすいメリットがあります。しかし、他のタイプより金利が高い傾向があり、市場金利が下がっても同一金利のまま返済し続けなければなりません。
固定金利期間選択型
固定金利期間選択型は、まず契約時に固定金利で返済をおこなう期間を決めます。期間終了後は、変動金利にするか、再び固定金利にするか選択可能です。固定金利期間は3年や10年などから設定でき、固定期間が短いほど金利が低い傾向があります。
固定金利期間選択型の場合、全期間固定金利型と変動金利型の双方の利点が期待できるでしょう。固定金利期間中は、毎回の返済額が最初に決まるので計画に無理が生じません。期間終了後に金利が下がっていれば、変動金利を選ぶことで利息の負担軽減につながります。
>>参考コラム:住宅ローンはどの金利タイプを選ぶべき?特徴やメリット・デメリットを紹介
大手金融機関の住宅ローンと金利
写真③銀行とお金と計算機-min.jpg 57.93 KB次に、全国展開している大手金融機関の住宅ローンの特徴をまとめました。地銀や信用金庫に比べ、メガバンクは住宅ローンのプランが充実しているケースが多いためチェックしておいて損はありません。また、信頼性が高く、万一のときの保証や特典・サービスが充実していることもメガバンクならではの魅力です。
なお、紹介する内容は、2024年12月時点の情報です。金利は変動することがあるため、詳しくは店頭やWEBサイトでご確認ください。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、変動金利・各種固定金利のプランが充実しており、中でも変動金利プランはメガバンクの中でも低金利で提供されています。また、万一のときに備えて「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」も用意。世帯ごとのライフプランに合わせて、柔軟な選択ができることがメリットです。
商品名
住宅ローン
借入可能金額(10万円単位)
500万円以上1億円以内
返済期間(1年単位)
2年以上35年以内
※固定金利タイプは3年以上、全期間固定金利タイプは21年以上
金利 店頭表示金利(優遇後金利)
【変動金利タイプ】
年2.625%(年0.345%~年0.425%)
【固定金利タイプ】
・3年:年3.86%(年1.13% ~ 年1.21%)
・10年:年4.0%(年1.22%~年1.30%)
・20年:年5.87%(年2.14% ~ 年2.22%)
【全期間固定金利タイプ】
・21~25年:年1.87%~年1.95%
・26~30年:年1.98%~年2.06%
・31~35年:年2.06%~年2.14%
参考元:三菱UFJ銀行|住宅ローン参考元:三菱UFJ銀行|住宅ローン金利
三井住友銀行
三井住友銀行の住宅ローンは、保障オプションの充実で顧客満足度94.7%を実現。「8大疾病保障付住宅ローン」ではもしもの病気への備えのほか、特約追加で日常の怪我や病気にまで保障を拡大することが可能です。ほかにも、ペアで借り入れる際にどちらかに万一のことがあればローン残高が0円になる「クロスサポート」や、自然災害で被災した際に、火災保険ではカバーできない部分を保障するプランを用意。さまざまな不安に対するきめ細かいサポート力が強みです。
商品名
WEB申込専用住宅ローン
借入可能金額(10万円単位)
100万円以上3億円以内
返済期間(1ヵ月単位)
【変動金利型】1年以上35年以内
【固定金利特約型】2年以上35年以内
【全期間固定金利型】10年以上35年以内
金利 店頭表示金利(優遇後金利)
【変動金利型】年2.625%(年0.625%~年0.875%)
【固定金利特約型】
※最後までずーっと引き下げプランの場合
・2年:年3.80%(年1.80%~年2.05%)
・3年:年3.90%(年1.90%~年2.15%)
・5年:年3.95%(年1.95%~年2.20%)
・10年:年4.25%(年2.25%~年2.50%)
・15年:年4.50%(年2.50%~年2.75%)
・20年:年4.70%(年2.70%~年2.95%)
【全期間固定金利型】
・21~25年:2.99%(年2.49%~年2.99%)
・26~30年:3.07%(年2.57%~年3.07%)
・31~35年:3.29%(年2.79%~年3.29%)
参考元:三井住友銀行|三井住友銀行の住宅ローン参考元:三井住友銀行|住宅ローン金利
りそな銀行
りそな銀行の住宅ローンは、メガバンクの中でも比較的低金利かつ、災害や病気に備えるプランが充実していることが特徴です。特に「団信革命」は、3大疾病のほか、通常の団信ではカバーしきれなかった病気や怪我による障害状態まで保障していることが最大のメリット。条件に該当すれば仕事に復帰しても住宅ローン残高が0円になるため、将来への不安が強い方におすすめです。ほかにも、ペア団信やZEH住宅などが金利優遇されるプランも用意されています。
商品名
住宅ローン(新規)
借入可能金額(1万円単位)
50万円以上3億円以内
返済期間(1年単位)
1年以上40年以内
※固定金利型の場合は固定金利特約期間以上40年以内
金利 店頭表示金利(優遇後金利)
【変動金利型】
・年2.625%(年0.490%~年0.545%)
【固定金利特約型】
※ずーっとお得!全期間型の場合
・2年:年3.690%(年1.555%~年1.610%)
・3年:年3.740%(年1.605%~年1.660%)
・5年:年3.830%(年1.695%~年1.750%)
・7年:年3.960%(年1.825%~年1.880%)
・10年:年4.060%(年1.925%~年1.980%)
・15年:年4.770%(年2.635%~年2.690%)
・20年:年5.340%(年3.205%~年3.260%)
【全期間固定金利型】
※優遇プランによって下記金利より最大年1.0%~1.055%引き下げ
・~20年:2.850%
・20~25年:年2.970%
・25~30年:年2.990%
・30~35年:年3.060%
参考元:りそな銀行・埼玉りそな銀行|住宅ローン(新規)参考元:りそな銀行|ローン金利
金利の違いで返済額はどのくらい変わるのか
写真④家と計算機とグラフ-min.jpg 97.95 KB住宅ローンの金利のタイプや具体的な数値がわかったところで、実際に金利の差でどのくらい返済額が変わるのか、シミュレーションしてみました。
住宅ローンを3,000万円で借入し、金利年1.0%、年1.1%、年1.5%で35年間元利均等で返済した場合、それぞれの返済額は以下のとおりです。
全期間固定金利 |
毎月返済額 |
総返済額 |
年1.0% |
84,685円 |
3,557万円 |
年1.1% |
86,091円 |
3,616万円 |
年1.5% |
91,855円 |
3,858万円 |
金利が0.1%異なる場合、月々の返済額の差は1,406円です。35年間で考えると、その差は約59万円にもなります。さらに、0.5%違った場合の総返済額の差はおよそ300万円。このように、わずかな金利の違いが返済額に大きく影響するのです。
>>参考コラム:住宅ローンは金利が大事!0.1%の違いで返済額はどのくらい変わるのか解説
住宅ローンの組み方6ステップ
写真⑤マイホームまでのステップ-min.jpg 71.42 KBここで、住宅ローンを組む際の流れを確認しておきましょう。
1.借りられる金額や返済額を考える
2.住宅ローンのタイプや借入先を選ぶ
3.事前審査に申し込む
4.ハウスメーカーや工務店、不動産会社と契約を結ぶ
5.本審査に申し込む
6.住宅ローンの契約を結び、融資が実行される住宅ローンの借入可能額は、年収や勤続年数などにより異なります。一般的に無理なく返済できる年間の金額は、手取り年収の25%といわれているため、無理のない借入額を考えてみましょう。
また、住宅ローンを組む際は、事前審査と本審査を受けます。事前審査の目的は、収入や職業から申込者の返済能力をチェックするため。2~3社ほどピックアップして申し込むとよいでしょう。さらに本審査では、健康状態の他、物件の担保力も審査対象になります。
>>参考コラム:住宅ローンの審査から借入までを解説!通過の基準やローンの選び方も
住宅ローンの気になる疑問を解説
写真⑥家とお金について悩む夫婦-min.jpg 44.87 KBここからは、住宅ローンにまつわる疑問にお答えしていきます。
住宅ローンに含められる費用とは?
頭金は必要?
頭金は必須ではありません。頭金を支払うことで、一時的に自己資金が減ってしまうデメリットがあります。病気や災害といった不測の事態への備えとして、手元に残しておくべき資金を考え、頭金が用意できるか考えましょう。
頭金の支払いが可能な場合、住宅ローンの元金やそこにかかる利息が減ります。住宅ローンの契約時にまとまったお金を用意できそうなら、頭金の支払いも視野に入れてみてください。
住宅ローンを組む際に加入する「団信」とは?
「団信」とは団体信用生命保険のことで、住宅ローンの利用者の死亡時または高度障害時に、住宅ローン残高の返済が免除される保険です。ほとんどの金融機関において、住宅ローンの契約時に団信への加入が必須となります。金融機関によっては、ケガや病気など万一に備える独自の特約付き団信を用意している場合もあり、目的に合った保障を選ぶことが重要です。
住宅ローンを組む際の注意点
写真⑦案内をするビジネスマン-min.jpg 37.95 KB最後に、住宅ローンを組む際に気を付けておきたいポイントをまとめました。
住宅ローンの知識を身に付けておく
住宅ローンを選ぶ際、金融機関の職員にいわれるがままではなく、自分でも知識を身に付け、適した商品を判断できるようにしておきましょう。ファイナンシャルプランナーなどによる無料相談を利用すると、より知識を深められます。
ランニングコストを把握しておく
住宅購入後には、固定資産税の他、メンテナンス費などがかかります。住宅ローンを検討する際は、住宅の維持にかかるランニングコストも考えておくと、想定外に出費に対し事前に準備しておくことができるでしょう。
住宅ローンを組むために費用がかかることを知っておく
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写真⑧栃木県_黒と木目が調和したカッコイイ外観-min.jpg 461.27 KB今回は、住宅ローンについて解説しました。住宅ローンに詳しいかどうかで、家づくりにかかる金額に大きな差が生じかねません。R+houseネットワークの工務店では、参加費無料の「賢い家づくり勉強会」や「個別相談会」を開催中です。住宅ローンだけでなく、注文住宅を建てる前に知っておきたい情報をプロが伝授します。住宅ローンに不安がある方や、マイホームを検討中の方は、ぜひお問い合わせください。
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