富山県で注文住宅を建てるにはいくら必要?
写真②お金のことを考える夫婦 -min.jpg 69 KB注文住宅を建てる際に必要なお金は「土地取得費用」と「建築費」です。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
富山県の土地取得相場
まずは、土地取得費の平均を富山県・全国平均・北陸地方で比較しました。価格は「2022年度 フラット35利用者調査」を参考にしています。
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敷地面積 |
土地取得費 |
富山県 |
260.1㎡(78.68坪) |
676万円(坪単価:約8.6万円) |
全国 |
237.0㎡(71.69坪) |
1,499万円(坪単価:約20.9万円) |
北陸地方 |
250.5㎡(75.77坪) |
834万円(坪単価:約11万円) |
富山県の坪単価は約8.6万円と、全国平均の坪単価約20.9万円や北陸地方の坪単価約11万円に比べて安い傾向にあります。また、敷地面積は若干広いものの、全国平均や北陸地方の平均とほとんど変わりません。
参考元:住宅支援機構|2022年度フラット35利用者調査
富山県の建築費相場
写真③計算機と家と円マーク.jpg 84.71 KB続いては、同じく「2022年度 フラット35利用者調査」を参考にして建築費用の相場を全国・北陸地方と比較しましょう。
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住宅面積 |
建設費 |
富山県 |
117.5㎡(35.54坪) |
3,242万円(坪単価:約91.2万円) |
全国 |
111.5㎡(33.72坪) |
3,194万円(坪単価:約94.7万円) |
北陸地方 |
114.6㎡(34.66坪) |
3,106万円(坪単価:約89.6万円) |
住宅面積は住居として使用する部分の床面積の合計で、二階建て住宅であれば一階と二階を合わせたものです。
富山県の住宅面積は、全国平均・北陸地方の平均に比べて広い特徴があります。また、富山県の建築費用は全国平均から見ると坪単価が安い傾向にありますが、北陸地方の平均と比べると若干高めといえるでしょう。敷地面積のデータと合わせると、富山県では広い土地に大きな注文住宅を建てる人が多いといえます。
参考元:住宅支援機構|2022年度フラット35利用者調査>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!
富山県で注文住宅を建てるための費用は約4,700万円
注文住宅取得までは、土地取得費と建築費に加え諸経費が必要になります。諸経費は10~20%を考えておくと良いでしょう。
富山県の平均で計算すると、土地取得費676万円と建築費3,242万円の合計が3,918万円です。諸経費が20%だと仮定した場合は、約783万円です。合計で約4,700万円前後を用意しておくと安心でしょう。
富山県で注文住宅を建てる際の予算は?
写真④住宅ローンに悩む男性とお金、通帳、電卓のイラスト-min.jpg 82.58 KB注文住宅を購入する際は、多くの人が住宅ローンを活用するのではないでしょうか。世帯年収別に住宅取得にかかる費用の目安をお伝えします。また、住宅ローンの返済額の目安もまとめたのでチェックしてください。
富山県の世帯年収と予算の目安
一般的に注文住宅を建てる際の目安は、年収の6~8倍とされています。年収別に予算の目安を一覧にしました。
年収 |
予算の目安 |
400万円 |
2,400~3,200万円 |
500万円 |
3,000~4,000万円 |
600万円 |
3,600~4,800万円 |
700万円 |
4,200~5,600万円 |
800万円 |
4,800~6,400万円 |
900万円 |
5,400~7,200万円 |
1,000万円 |
6,000~8,000万円 |
「2022年度 フラット35利用者調査」によると、富山県の世帯年収の平均は595万円です。ここから計算すると、平均年収の6倍は3,574万円、8倍は4,766万円です。このことからも、先述した富山県で注文住宅を建てるのに必要な金額である4,700万円は、現実的な金額だといえるでしょう。
参考元:住宅支援機構|2022年度フラット35利用者調査
月々のローン返済額の理想は?
写真⑤家とローンと書かれた積み木 -min.jpg 24.54 KB住宅ローンの返済比率の理想は手取り収入の20%で、最大でも25%までに抑えましょう。「2022年度 フラット35利用者調査」によると、富山県で土地付注文住宅を建てた人は、平均で3,329万円を借り入れています。また、返済率の平均は22.5%で一カ月あたりの予定返済額は10.5万円です。
ただし、上記はあくまでも目安の金額です。子どもの学費や夫婦の老後資金など、必要なお金はライフスタイルによってさまざま。将来を見越して計画的に住宅ローンを利用しましょう。
R+houseネットワークの工務店では、ライフプランシュミレーションというツールを活用し、住宅ローンの相談も承っています。お客様のライフスタイル、子どもの教育資金、夫婦の老後資金の計画立てのお手伝いをします。
参考元:住宅支援機構|2022年度フラット35利用者調査>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
富山県で注文時住宅を建てる際に削ってはいけないポイントは
写真⑥下線を引いたポイントの文字-min.jpg 65.88 KBデザインや性能にこだわると、ついつい予算オーバーになってしまうことも。しかし、コスト削減のために必要な性能を削った結果、住みにくい家になると本末転倒です。富山県で注文住宅を建てる際に気を付けたいポイントをご紹介します。
断熱性・気密性
富山県の山間部は世界でも有数の豪雪地帯です。8月の平均気温は26.9℃、1月の平均気温は3.0℃と冬は特に厳しい寒さに。
ヒートショックのリスクが高まるため、断熱性・気密性を高める必要があります。R+houseネットワークの工務店の注文住宅は、独自の断熱下地材の「R+パネル」を使用。優れた耐熱性はもちろん、防火性や耐久性も兼ね備えています。また、家の中で最も熱が出入りする窓は、地域や窓の方角に合わせたガラスを選んで断熱性能を高めています。
>>参考コラム:注文住宅を建てるなら性能が重要!住宅性能の種類からメリットまで解説
太陽光システム
雨や雪のイメージが強い北陸地方ですが、富山県は秋季にかけて移動性高気圧に覆われ晴れの日が多い傾向に。そこで注目なのが太陽光発電です。
設置費用がかかるものの、電気代が安くなりランニングコストを抑えられます。R+houseネットワークの工務店では、太陽光パネルを搭載した「ZEH住宅」を推進しています。ランニングコストが安くなるだけでなく、余った電気を売って収益化も可能に。メリット・デメリットを丁寧にお伝えし、太陽光パネルが敷地の条件を満たすかを確認させていただきますので、是非一度ご相談ください。
参考元:富山地方気象台|富山県の気象>>参考コラム:ZEHとは?ZEH注文住宅のメリット・デメリットや制度も詳しく解説
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